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ダイエットにいいのはどっち?

皮下脂肪と内臓脂肪、分解されやすいのはどっち?

脂肪の特徴を理解してこそ、ダイエットを成功に導く

 古谷暢基=健康・美容・医療ジャーナリスト/プロデューサー

分解されづらい皮下脂肪を減らすには気長がプランが必要。(© jedimaster -123rf)
分解されづらい皮下脂肪を減らすには気長がプランが必要。(© jedimaster -123rf)

 それぞれの脂肪における特徴から、一般的には内臓脂肪型の男性の方が、生活習慣・運動量の改善などで、短い期間でダイエット効果を確認しやすいといえます。腹部にはさらに皮下脂肪もあるので、2種類の脂肪がダブルで落ちることで、お腹まわりのサイズダウンは見えやすいこともご理解いただけると思います。

 対して、皮下脂肪は分解されづらく、少々気長なプランが必要になります。皮下脂肪減少にはマッサージが効果的です。やりかたのコツは、サイズダウンしたい場所の皮下組織に刺激が入るよう、少々強めに行うこと。時間は少なくとも2分以上は続けてください。該当部位の皮下脂肪が、使われやすい形の「脂肪酸」に分解されて血液中に流れ出るのを助けます。また、マッサージ後1時間は、流れ出した脂肪酸が使われやすい状態に身体を置くのがポイント。有酸素運動が理想的ですが、朝の出勤前や入浴前でも多少の効果は期待できます。

 脂肪はとにかく悪者として扱われがちですが、上述の通り重要な役割がたくさんあります。最近の研究では、脂肪細胞は重要な生理活性物質(ホルモン等)の分泌器官としての役割が確認されています。

 体脂肪率が極端に低すぎる場合は、免疫低下や生理リズムの狂いが生じるリスクも高まります。ご自分がもっとも健康でいられる、そして美的にも満足がいく適性体重と体脂肪率を、意識できるようにしてください。

※記事中に出てくる問題は、日本ダイエット健康協会が実施している「ダイエット検定」より紹介しています。
古谷暢基(ふるや まさき)さん
健康・美容・医療ジャーナリスト/プロデューサー
古谷暢基(ふるや まさき)さん 本や雑誌の著者、講演、講師などとして活動する一方、同時にルーシーダットンの代表取締役として、数々の健康・美容ビジネスを仕掛ける。日本ダイエット健康協会代表理事、和ハーブ協会理事長。ダイエット・予防医学のスタンダード知識を発信する検定・資格「ダイエット検定」の受験者数は1万人を突破。著書に『「食べる」だけダイエット』(マガジンハウス)など。
日経ウーマンオンライン2013年10月1日付け記事からの転載です。

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