朝と夜、どっちの運動がダイエットに効果的?
自律神経と肥満、ダイエットの深い深い関係について考える
古谷暢基=健康・美容・医療ジャーナリスト/プロデューサー
ダイエットの方法、考え方には諸説ありますが、この連載では、健康・美容・医療ジャーナリスト/プロデューサーであり、日本ダイエット健康協会代表理事として『「食べる」だけダイエット』(マガジンハウス)などの著書もある古谷暢基さんに、ダイエットに関する最新の考え方、ノウハウを紹介していただきます。
肥満というと、「食べ過ぎ」とか「運動不足」という言葉がまず出てきますが、それ以前の問題として「自律神経」の切り替えが大きく関わっていることがわかってきています。
「自律神経」とは、“無意識に作動する”神経群のこと。血液循環・体温調節・消化活動、その他、人が生命活動を維持するためのシステムをコントロールしている神経であり、交感神経と副交感神経という2系統があります。今回はこの自律神経と肥満、ダイエットの深い深い関係について、学んで行きましょう。
その前にクイズです。次の問題についてお考えください。
【問題】全く同じ負荷と量の運動、どちらがダイエットに効果ある?
(A)朝、朝食前に行うトレーニング
(B)夜、夕食前に行うトレーニング
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