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左党の一分

忘年会対策は「ベジファースト」ならぬ「オイルファースト」?

飲み会の最初に油分をとっておくと、アルコールの吸収を遅くできる

 葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト

もう少しで師走。すでに“12月は酒席でビッシリ”という人も少なからずいるのではないだろうか。飲み会を最後まで楽しむために重要なのが、飲み会の最初に何を食べるかだ。空腹で飲むと酔いが回るのは周知の通りだが、実は飲酒する際に選ぶ食べ物の種類によっても、酔いの回り方は変わってくるという。今回は、アルコールの吸収と食べ物の関係についてまとめた。

飲む前に、何を食べておくといいのか?

これから本格的な忘年会シーズンに突入する。飲み会を最後まで楽しむために重要なのが、飲み会の最初に何を食べるかだ。(©PaylessImages -123rf)
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 「本物の左党は塩を肴に酒を飲む」。

 昔からこんなことが言われているが、「確かに」と思うことが多々ある。酒豪の多くは酒を飲み始めると箸が止まる。実際、私もその口で、酒が進むにつれ、「悪酔いする」とわかっていながらも、つい飲むことに夢中になり、食べる量が激減してしまう。

 しかし、肴をほとんど食べない“酒主体の宴”の翌日は、予想通り吐き気をともなった激しい二日酔いにみまわれることがほとんどだ。

 反対にきちんと食べて飲んだときは二日酔いになることはまずなく、体調も万全。「塩が肴」というと、渋くてカッコイイ気もするが、実体験から考えてもカラダにいいことは何もなさそうだ。実際、空きっ腹でお酒を飲んで、痛い目に遭った読者の方も少なからずいるのではないだろうか。

 では、悪酔いしないためには、何を食べればいいのだろうか。さらに、どのタイミングで食べればいいのか。何か食べておいた方がいいのはわかるが、具体的にはよくわからない。牛乳を事前に飲むという人もいるが、本当に効果があるのだろうか。このことがきちんと明らかになれば、悪酔いや二日酔いになる確率は確実に減るはずだ。

 どんな食べ物を事前(もしくは飲み会の最初)にとっておくと酔いにくくなるかは、「お酒に強くない人」にとっても重要だ。実際、知人に「お酒は好きだけど弱いんです。飲める人がうらやましいです。だから飲み会の前には牛乳やサプリは欠かせません」と話す人がいる。また、人の目を気にする日本人は、宴会などで無理をしてお酒を飲もうとする人が少なくないのだ。

 いよいよ師走も間近。これから忘年会シーズンに本格的に突入する。上司・同僚の前、あるいは恋人の前で醜態をさらさないようにするためにも、飲み会の前、あるいは食事中に、とっておくといいものを知っておきたいところだ。そこで今回は、胃や腸などの消化器系のメカニズムに詳しい東海大学医学部 内科学系 消化器内科学教授の松嶋成志さんに「酔いを遅くする食べ物」について話を聞いた。

酒好き医師が教える再考の飲み方

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