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左党の一分

酒飲みがダイエットを成功させるために常備したいつまみ5選

コロナ禍での宅飲みでもすぐ用意できるお手軽つまみを紹介!

 葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト

お酢はダイエットにおいて積極的に使いたい調味料

 続いて、酢の物だ。

 「お酢は、ダイエットにおいて、積極的に使いたい調味料です。発酵食品でもあるお酢は、酢酸による脂質の燃焼促進をはじめ、血圧、血糖値、コレステロールの値を下げる効果が期待できます。お酒のおつまみであれば、わかめときゅうりなどの酢の物はいかがでしょう? お酢を加えることによって、わかめに多く含まれる水溶性食物繊維と酢の相乗効果で糖質の吸収が緩やかになります」(岸村さん)

 調味料にお酢を使えば、減塩にも役立つという。さらに、煮込み料理に使えば、うまみやコクが出るので、調味料としても優秀だ。

 発酵食品といえば、「味噌や酒粕などもいい」と岸村さん。「発酵食品と食物繊維は腸内環境を整え、排泄をスムーズにしたり、腸内でつくられる短鎖脂肪酸により代謝機能もアップする」という。

◇     ◇     ◇

 きのこ枝豆については、前回、「正月太り解消のため積極的にとりたい食材」として紹介した。

 きのこは、食物繊維が豊富な上に、アルコールや脂質の代謝に必要なビタミンB群もたくさん含んでいる。好きなきのこをツナと一緒にサッと炒めるだけで、簡単におつまみが作れる。

 「前回もお話ししましたが、枝豆は、糖質をエネルギーに変えてくれるビタミンB1、食物繊維、たんぱく質もたっぷりで、ダイエットの強い味方。お酒を飲まない日でも、湯がいて食卓に並べるのもいいでしょう」(岸村さん)

ダイエットするならナッツより甘栗?

 最後に、甘栗だ。

 軽めのつまみとして定番の“乾きもの”といえばナッツだが、岸村さんによると「ダイエットを考えるなら、つまみはナッツより甘栗がお勧め」とのこと。

 ナッツは、ビタミンやミネラルが豊富で健康効果もあると思っていたが、どうなのだろう。

 「間食のときケーキの代わりにナッツを食べるなら、肥満予防になると思います。ただ、お酒のつまみとしては意外とカロリーが高くて、つい食べ過ぎてしまう人は要注意です。コンビニで売られているミックスナッツは100gで600kcal以上もあり、一般的な焼き魚定食とそう変わりません。その点、甘栗は脂質が少なめで、糖質を燃やすために必要となるビタミンB群、食物繊維も豊富。コンビニで売られている甘栗は、35g入りの1袋で65kcal程度(*)と低カロリーなので、ダイエット中でも安心です」(岸村さん)

 「お酒に甘栗?」と思ったが、試してみると、これがまた意外とよく合う。塩分も含まれていないので、むくみも心配ないし、一石二鳥である。

*日本食品成分表2020年版(八訂)の「甘ぐり」は100gで207kcalとなっている。
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