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知ってトクする栄養学

結局、果物は体にいいのか、悪いのか

果物を食べるメリットは何なのか

 村山真由美=フリーエディター・ライター

果物には抗酸化成分が豊富に含まれる

 そもそも、果物を食べるメリットとは何か。

 「果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルが含まれています。これらは体の調子を整えたり、疾病予防に役立ちます」(女子栄養大学栄養生理学研究室教授の上西一弘氏)

 果物=ビタミンCというイメージがあるが、それだけではない。種類によって、カロテン、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄などを含むため、野菜と同様の役割が期待できる。

 フィトケミカルとは野菜や果物の色素や辛み、香りの成分だ。強い抗酸化作用を持ち、体内で発生した活性酸素を取り除くといわれる。さらに、免疫力を高め、病気を予防する働きもあるとのことで、研究が進められている。以下は、主なフィトケミカルの色による分類と効果・効能だ。

■ 色によるフィトケミカルの分類と代表的な果物
中村丁次監修『病気にならない魔法の7色野菜』(法研)より抜粋
[画像のクリックで拡大表示]

 「果物にも野菜にも、ビタミンC、E、A(植物にはカロテノイドとして含まれる)などの抗酸化成分が含まれますが、果物は野菜よりもカラフルなものが多いため、さまざまな抗酸化成分を取り入れやすい食品と言えます」(上西氏)

 現代人はストレスなどにより、体内で活性酸素が発生しやすいといわれる。活性酸素から身を守るためは、抗酸化成分をたっぷりとったほうがいい。果物は調理せずに食べられるため、野菜よりも手軽に取り入れられるといった良さもある。

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