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知ってトクする栄養学

卵1日1個はウソ?! コレステロールのホントのところ

第20回 コレステロールの摂取目標量が撤廃されたワケ

 村山真由美=フリーエディター・ライター

今、異常がなくてもとり過ぎに注意したい人も

 コレステロールを多く含む食品として、もっともよく知られているのは卵だ。鶏卵1個には210mgのコレステロールが含まれていて、確かに多い。かつて、卵は1日1個までと常識のようにいわれてきたため、それを守っている人も多いだろう。

コレステロールを多く含む食品(mg)
卵黄1個(16g)224
全卵1個(50g)210
肉類フォアグラ1切れ(60g)390
鶏レバー焼きとり2本(60g)222
豚レバー80g200
牛レバー80g192
若鶏手羽肉80g96
魚介類うなぎの蒲焼き1串(100g)230
するめいか刺し身1皿(60g)162
子持ちかれい1切れ(110g)132
シシャモ(生干し)3尾(50g)115
大正えび3尾(60g)96
まだこ(ゆで)刺し身1皿(60g)90
すじこ1口大(25g)128
たらこ1/2本(25g)88
『栄養素の通になる』(女子栄養大学出版部)より

 「体内でコレステロールを合成する量や使われ方には個人差があり、遺伝も影響します。つまり、コレステロールを食事でどれくらいとるべきかは、人によるということ。健康な人はむやみに制限する必要ありません。しかし、既に高コレステロール血症と診断されている人や、親が高コレステロール血症の人は、とり過ぎには注意したほうがいいでしょう」(上西氏)。

 日本人間ドック協会の調べによると、高コレステロールは、健診で引っかかる人が非常に多い項目だ。しかも、近年急増している。年代的には、40代、50代は要注意だ。

生活習慣病関連項目の異常頻度
[画像のクリックで拡大表示]
日本人間ドック協会「2014年人間ドックの現況」生活習慣病関連項目の異常頻度 より
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