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ママチャリライダーがセンチュリーライドを目指してみた

メカ音痴が挑戦! クロスバイクの“最低限”メンテナンス

チェーンと空気圧の2つをチェック

 中西奈美=日経Gooday

メンテナンス2 チェーンの注油

 メカ音痴なサイクリストでも最低限やるべきメンテナンス、2つ目はチェーンの注油です。

宮崎さん「チェーンに油を差したことありますか?」

「ありません。油を差さなくてもママチャリは特に問題なく動いてますよ!」

宮崎さん「!!!」

 宮崎さんが驚いたことに内心驚く私。ママチャリを買ってから、いや、自転車に出会ってからこれまで、チェーンを気にしたことがありません…。

 チェーンは脚力を自転車に伝えるパーツのひとつで、サビや汚れは、その動きを邪魔してしまいます。「特に、雨の日や海沿い、砂埃の多い路面を走ると、チェーンの油が取れてしまうのでメンテナンスが必要です」と宮崎さんは強調します。

 注油の方法はさまざまあるそうですが、宮崎さんはペダルを逆回転させながらスプレータイプの機械油をチェーンのコマに差し、余分な油を古布でふき取る方法を教えてくれました。「チェーンを一周させれば十分ですよ。チェーンのつなぎ目を目安にペダルを回しながら、油を差していきます」(宮崎さん)。

1.機械油を差す
1.機械油を差す
ペダルを逆回転させながら、コマの部分に油を差していきます。チェーンの継ぎ目を目安に一周させれば注油は十分。
[画像のクリックで拡大表示]
2.汚れと余分な油をふき取る
2.汚れと余分な油をふき取る
古布でチェーンを軽くはさみながらさらにペダルを逆回転させる。こちらもチェーンを1周させれば余分な油をふき取れるそうです。
[画像のクリックで拡大表示]
汚れと余計な油を取り除くと、こんなにきれいになりました。
汚れと余計な油を取り除くと、こんなにきれいになりました。
[画像のクリックで拡大表示]

 ふき取った古布は泥と油汚れで真っ黒になり、チェーンに程よく油が残りました。「街乗りをする人であれば、月に1回ほどチェーンのメンテナンスをしてください」と宮崎さんはアドバイスしてくれました。さらに、注油が必要なタイミングはチェーンが回転する音でもわかるそうです。「ギシギシときしむような音がしていたら、注油が必要なサインです」(宮崎さん)。

 ちなみに、ママチャリでもチェーンに油を差すといいそうです。チェーンの油が衣服に着かないように、カバーが付いているものが多いのですが、カバーで覆われていない部分からチェーンに油を差し、古布でふき取ればOKとのこと。

 買ってから一度もメンテナンスをしたことが無い、私のママチャリのチェーンは油が完全に乾いて白くなっていました。宮崎さんに教えていただいた手順でチェーンに油を差してみると、輝きがよみがえり、若干キシキシしていた音がしなくなりました。

ママチャリでもカバーからチェーンが出ていれば注油することができるそうです。1回の注油でもチェーンの輝きがよみがえり、気になっていたきしみが直りました。
ママチャリでもカバーからチェーンが出ていれば注油することができるそうです。1回の注油でもチェーンの輝きがよみがえり、気になっていたきしみが直りました。
[画像のクリックで拡大表示]

 メカ音痴でもできるメンテナンス術を教えてもらいましたが、「走行中にこれまでに聞いたことがない異音がする、違和感がある場合には、専門店でのメンテナンスをお勧めします」(宮崎さん)。ちょっとした整備不良が事故につながることもあるそうです。油断は禁物!なのですね。

自転車5万3800円(税別)(CYLVA F24:ブリヂストンサイクル)

(写真:横川 誠)

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