日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > スポーツ・エクササイズ  > ママチャリライダーがセンチュリーライドを目指してみた  > 勘違いだらけだったクロスバイクの乗り方・降り方  > 2ページ
印刷

ママチャリライダーがセンチュリーライドを目指してみた

勘違いだらけだったクロスバイクの乗り方・降り方

ヘルメットのかぶり方にもダメ出しを受ける

 中西 奈美=日経Gooday

勘違い【その2】 こぎ出したらすぐにサドルに着席!?

十分に加速しないとハンドルはふらつき、視線が遠くに行きません。
[画像のクリックで拡大表示]

 上手にまたげたので、ようやく走り出します。すると、「腰を下ろすのが早すぎますよ! ペダルは右足、左足の順に踏み込んで、最後にサドルに腰をおろしましょう」と次のアドバイスが。いつものクセで、右足でペダルを踏み込みと同時にサドルに腰をかけていたのです。

 絹代さんによると、走り始めにペダルに体重をかけて十分加速しないと、ふらついてしまうとのこと。「特に公道では、ふらつきは大事故の元になるので、しっかり走り出すことが大切です」(絹代さん)。

 確かに私はペダルのこぎ出しがゆっくりだったので、倒れないように無意識のうちにハンドルを左右に動かし、バランスを取ろうとしていました。しかも、目がハンドルや前輪に行ってしまうので、わずかな時間ですが前方を確認できていません。これは危険です。

 両足でペダルをしっかり踏み込んで加速すると、ハンドルはふらつかずに安定しました。視線も遠くをキープ。

勘違い【その3】 ブレーキは止まる直前にかければいい!?

 そして最後は、自主トレ(前回記事「乗れたけど、降りられない!」)で、頭が真っ白になってしまった自転車の降り方です。この日もサドルからの体重移動がぎこちなくなってしまい、勢いよくペダルから両足を外して、飛び降りるように着地してしまいました。

またしても止まり方に失敗…。ペダルから飛び降りるように着地したところ。
[画像のクリックで拡大表示]

 「減速が急すぎますね。スピードを十分落としてから両足(ペダル)に体重を乗せ、左足を地面に着いて止まりましょう」と絹代さん。

 ママチャリに比べてスポーツバイクはブレーキが良く効きます。重量があるママチャリ(子供を乗せているとなおさら)と同じ感覚でブレーキをかけると、スポーツバイクはキュッと勢いよく止まってしまい、乗っている人は前に押し出されてしまうのです。

 私のぎこちない降り方は、この“止まる直前のブレーキ”が原因だとわかりました。なるほど、そうだったんですね…。

 いくつもの勘違いに気が付き、大きな収穫を得た今回の総点検。「頭で考えるより、乗る機会を増やして慣れることが大切ですよ!」と絹代さんは明るくアドバイスしてくれました。 「確かに、“習うより慣れよ”ですね」と答えると、「じゃあ、次は25kmのポタリング(*)に参加してみましょうか」と思わぬお誘いが…!

 !! まだ家の近所を乗り回す程度なのに、25kmなんて走り切れるかな!?

 私が返事に迷っていると、「疲れたら休んでもいいし、初心者でも完走している人ばかりだから大丈夫です。完走できると自信が持てるようになりますよ!」と絹代さんから力強いお言葉。その言葉に背中を押してもらい、思い切って参加することに決めました。

 さて、どうなるでしょうか。そのレポートは後日お届けします。

*ポタリングとは…「ぶらぶらする」という意味の英単語potterから派生した言葉で、自転車に乗って気ままに回ること。イベントとして多くの参加者を募るものも増えてきており、決められたスタートとゴールの間で寄り道をして楽しむ。

自転車5万3800円(税別)(CYLVA F24:ブリヂストンサイクル)

(写真:横川 誠)

絹代(きぬよ)さん
サイクルライフナビゲーター・健康管理士・自転車活用推進研究会理事・飯田市エコライフコーディネーター
絹代(きぬよ) 1975年横浜市生まれ。東京大学農学部卒業後、国際協力事業団(JICA)勤務を経て、英国大学院で身体運動と栄養について学ぶ。自転車ロードレースの実業団、日本代表の広報スタッフも経験。現在は雑誌、TV、ラジオなどのメディア、各種イベントで、MCや、自転車フィットネスの提案を行うなど、自転車を軸に健康、美容、エコのフィールドで活躍中。また、自転車を使った町おこしや、女性のためのイベント、子ども自転車教室のスタッフも務めるなど、自転車の活用や普及、啓発のためにも積極的に活動している。近著に『チャリーナのための自転車BOOK』(幻冬舎エデュケーション)『自転車でカラダとココロのシェイプアップ』『自転車と旅しよう!』など(ともに枻出版社)がある。

先頭へ

前へ

2/2 page

RELATED ARTICLES関連する記事

スポーツ・エクササイズカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 老化を左右する血管! 若返りのポイントは?

    体の中に縦横無尽に張り巡らされた「血管」をよい状態に保つことは、健康を維持するため、そして老化を防ぐために極めて重要だ。では、強い血管をキープし、老化した血管を若返らせるには、何をすればいいのだろうか。本特集では、2万例を超える心臓・血管手術を手がけてきたスペシャリストに、血管の若さを維持する秘訣と、血管を強くする運動法・食事法を聞いていく。

  • つらい「肩こり」は動的ストレッチで解消!

    肩こりの原因の大半は、生活習慣。すなわち、不自然な姿勢で過ごすことや、たとえ良い姿勢であっても長時間続けてしまうことが、首や背中の筋肉を緊張させ、筋疲労を引き起こす。この記事では、肩こりに関する記事の中から重要ポイントをピックアップして、肩こりの解消方法をコンパクトに紹介していく。

  • 筋肉博士が教えるロコモ予防の下半身筋トレ

    健康寿命を延ばすためには、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動だけでなく、「筋トレ」も重要であることが最近改めて認識されている。東京大学大学院教授で“筋肉博士”こと石井直方さんは、「寝たきりにならないためには、40~50代のうちから筋肉量を増やす意識で運動することが大切」という。そこで本特集では、石井さんに聞いた、筋トレの効果と、具体的な下半身筋トレの方法を一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.