【止まり方・降り方】減速しながらうまく体重を移動させて降りる
自転車は前輪ブレーキ(通常は右手側)をかけて緩やかに減速し、前後輪のブレーキレバーを均等に引いて止まるのが基本です。ブレーキは何回かに分けて少しずつかけていきます。
急ブレーキや片側だけのブレーキで止まろうとしてはいけません。タイヤがロックされて操縦不能になったり、車体後部が持ち上がって転倒する危険があります。
十分にスピードが落ちたところで利き足のペダルに体重を乗せ、サドルから体を浮かせながら重心を前に移動させます。バランスをとりながら反対の足を地面に着けます。このとき、車体を利き足の反対側に少し傾けると着地しやすくなります。
* * *
今回はクロスバイクの乗り方・降り方をまとめましたが、もう一段階ステップアップしたロードバイクにも共通する点が多く、基本となるそうです。
「まずは人通りが少ない安全な道や広場で乗り降りの練習をしてから公道に出てみましょう。特に、都心は交差点が多いので、『乗る』『止まる』が頻発します」と絹代さんがアドバイスしてくれました。
絹代さんへの取材の後、私も週末にクロスバイクに乗ってみました。脚を「ひらりっ」と回してまたぐとそれだけで気分が上がります。でも、ペダルに足を乗せ、こぎ出すタイミングでは、クセで「よいしょっ」という掛け声が出てしまい、誰かに聞かれていないかキョロキョロ…。「止まる」とき、まだスマートにはいかず、ペダルから飛び降りるようにして着地して、少し怖い思いをしました。まだまだ練習が必要です。
自転車4万7800円(税別)(ラフォーレ:ミヤタサイクル)
(写真:横川 誠)
サイクルライフナビゲーター・健康管理士・自転車活用推進研究会理事・飯田市エコライフコーディネーター

BACK NUMBERバックナンバー
PR
RELATED ARTICLES関連する記事
スポーツ・エクササイズカテゴリの記事
「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...
- 1オリジナルの鍵つき記事
がすべて読める!
- 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
- 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定
FEATURES of THEMEテーマ別特集
人気記事ランキングRANKING
- 現在
- 週間
- 月間
-
走るのと同程度の効果! 「ファストウオーキング」が老いを防ぐ
老いない食事&ゆるトレ
-
50代が「酒」の分かれ道? 一生健康で飲むために何が必要か
左党の一分
-
細胞の若返り機能「オートファジー」は60代以降、急速に衰える
老化抑制のカギ「オートファジー」
-
「ヨーグルトと免疫の関係は?」「免疫力を高める食事を知りたい」専門家が回答
あなたの疑問に専門家が回答! 健康Q&A
-
健康診断で調べる「ヘマトクリット」って何? その数値から分かること
生活習慣病予防のエキスパート・野口緑の「一生ものの体の作り方」
-
「コレステロールの薬の効果は?」「一生飲まないとダメ?」名医が回答
あなたの疑問に専門家が回答! 健康Q&A
-
しっかりストレス対策したいならコレ 様々な医療現場で活用中の「認知行動療法」
東京・大手町の精神科医 Dr.五十嵐の診察室・番外だより
-
老化抑制のカギを握る「オートファジー」 最新研究で見えてきたその驚異の機能
老化抑制のカギ「オートファジー」
-
高血圧の人に有効な運動、ウォーキングと筋トレのどっち?
Goodayクイズ
-
「風邪を引きやすい人、引きにくい人の違い」「免疫力、高すぎもNG?」専門家が回答
あなたの疑問に専門家が回答! 健康Q&A
「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...
- 1オリジナルの鍵つき記事
がすべて読める!
- 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
- 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定