祝福(?)の太陽の下、キレイになった愛車でゴールへ
大きな坂を上りきったら、あとは下るだけ。乾いた下り坂を気持ちよく風を切って走ります。やっとのこと、天気もハワイらしくギラギラとした日差しになってきました。眠気が一気に吹き飛び、テンションが上がります。雨で日焼け止めは落ちてしまったけど…、気にしない気にしない。
午後4時30分、最後のエイドステーション「クアパ・プリ・スクール(Kuapa Pre-School)」に滑り込みました。30分前にこのステーションの制限時間を過ぎてしまったので、テントや机をボランティアの人たちが片付けているところでしたが、まだ残っていた飲み物とバナナをもらって最後のエネルギー補給です。そして、雨で泥だらけになった相棒も、用意してあったホースから水を勢いよくかけて泥を洗い流してもらいました。
晴れて、相棒もきれいになって、あとはゴールできれば文句なし。
残り16km地点。このまま行けばゴールの制限時間をオーバーするのは確定です。もう、フィニッシュゲートは撤去されているかもしれないけど、とにかくゴールすることに決めました。
ホノルル滞在中に何度も自転車で通ったダイヤモンドヘッドロードを越えると、スタートしたカピオラニ公園が見えてきました! あぁ、もう人がまばら。でもゲートはまだあった!!
最後は絹代さんと一緒にゲートをくぐりました。スタートから約11時間、目標としてきた100マイルを走り切りました。
制限時間を超えたけど…約11時間で完走
センチュリーライドの前哨戦として7月に参加した「走ってみっぺ南会津」(参照記事:「センチュリーライドの前哨戦で100kmに挑戦して分かったこと」)では、90kmを走った末のゴール直後に涙が出てきましたが、ホノルルセンチュリーライドでは完走できて、とにかくホッとしました。
片付けを始めていたテントで、完走証を受け取り100マイル完走のシールを貼ってもらい、イベント終了です。
アドバイザーの絹代さん、センチュリーライドでゴールに導いてくれた東武トップツアーズ ハワイ支店長の橘田さんとベテランライダーの山根さん、何度も転んだ私を助けてくれた救急救命士の西岡さん、そのほか私に勇気を与えてくれた皆さん、本当にありがとうございました。次回は制限時間内で完走したい! 絶対来るぞ。
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- 翌日は未体験の筋肉痛に