日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > スポーツ・エクササイズ  > ママチャリライダーがセンチュリーライドを目指してみた  > ずぶ濡れライダー、センチュリーライドで落車  > 3ページ目
印刷

ママチャリライダーがセンチュリーライドを目指してみた

ずぶ濡れライダー、センチュリーライドで落車

ハイウェイでまさかのスリップ! 仲間に支えられ命拾い

 中西奈美=日経Gooday

雨でスリップ! ハイウェイでまさかの落車

 海沿いの道から内陸方面に曲がると、雰囲気が一転。熱帯の植物が生い茂り、太古の世界にタイムスリップしたかのような道に入りました。だんだんと雲行きが怪しくなり、空は鉛色。「雨がまた降ってきましたね」と絹代さんが声をかけてから何分も経たないうちに、音を立てて雨が降り出しました。

雨の中のハイウェイ。サングラスをかけていないと目を開けていられません。
雨の中のハイウェイ。サングラスをかけていないと目を開けていられません。
[画像のクリックで拡大表示]

 実は、雨の中をロードバイクで走るのは初めて。前の人から離れないように距離を詰めて走ると、雨の日は道路の泥水をタイヤが跳ね上げて、後ろの人にかかるなんてことを初めて知りました。ウエアや顔は泥だらけ、サングラスがなかったら目を開けていられなかったでしょう。

 前を走る橘田さんに遅れないように走り続けると、ハイウェイに出ました。スピードを出した自動車に後ろから追い抜かれると、空気抵抗でフワッと右側に押し出される感じが怖くて、ブレーキをこまめにかけながら走っていました。路面が濡れているせいか、「なんとなくブレーキの利きが悪いな…」と思っていた瞬間、

 ガシャーン!!!

 自転車ごと車道側に転倒してしまいました。

 白線の中に埋め込まれていたキャッツアイ(道路鋲)に乗り上げ、そこでブレーキをかけたためタイヤが滑ってしまったのです。ビンディングで足がペダルに固定されていたのが幸いしたのか、左膝と左側頭部を地面にぶつけたものの、自転車から放り出されることはありませんでした。

 後ろを走っていた西岡さんがすぐに駆け寄り、靴とペダルのロックを外し路肩に私を誘導してくれました。なんと、西岡さんは救急救命士。意識を確認するために「名前は言えますか?」「今日は何月何日ですか?」と尋ねたり、地面や自転車にぶつけて痛む所を確かめてくれました。絹代さん、橘田さんも心配して声をかけてくれました。

 ふと気付くと、その様子を大勢の人が心配そうに見ています。落車した瞬間を見ていた後続のライダーや、その情報を聞いたサポートカーの人が集まっていたのです。後で聞いた話ですが、車道に倒れた様子を見て、後ろから走ってくる自動車を回避させようと誘導してくれた人、曲がってしまったハンドルのステムを元に戻してくれた人もいたそうです。みなさん、先を急いでいるのに気遣ってくださり、本当にありがとうございます。そして、一緒に走っている西岡さんが救急救命士だったとは、おかげで命拾いしました。

まさか自分が落車するなんて…とショック(写真左)。なんと、通りかかった今中大介さんが曲がったステムを直してくれました(写真右)。
[画像のクリックで拡大表示]
まさか自分が落車するなんて…とショック(写真左)。なんと、通りかかった今中大介さんが曲がったステムを直してくれました(写真右)。
[画像のクリックで拡大表示]
まさか自分が落車するなんて…とショック(写真左)。なんと、通りかかった今中大介さんが曲がったステムを直してくれました(写真右)。
日経グッデイ初割春割キャンペーン2022

RELATED ARTICLES関連する記事

スポーツ・エクササイズカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 放置すると命を脅かす「高血圧」 140未満でも油断禁物

    収縮期血圧(上の血圧)が基準値の140より低くても130以上であれば「高値血圧」と言い、生活改善が望まれる。そこで本記事では、なぜ血圧を下げる必要があるのかや、手軽で効果的な「血圧リセット術」について紹介する。今年こそ、高血圧を改善しよう。

  • 健康長寿の生命線! 放置は禁物 「腎臓」の異常値

    生命維持に欠かせないさまざまな機能を担っている腎臓は、よほど悪くならない限り悲鳴を上げない「沈黙の臓器」でもある。本記事では、大切な腎機能が失われる前に、異常値にどう対処すればいいか、腎臓を守るためにはどのような生活習慣に気を付けていけばいいかについて解説する。

  • 加齢で進む胃の不調 機能性ディスペプシアと逆流性食道炎の原因と対策

    加齢により胃の機能が衰えると、さまざまな不調が起きる。ピロリ菌の除菌が進んで胃がんや胃潰瘍が減ってきた今、胃の病気の主役は、胃もたれや胃痛の症状を招く「機能性ディスペプシア」と、胸やけやげっぷが起きる「逆流性食道炎」の2つに移行しつつある。なぜ機能性ディスペプシアと逆流性食道炎は起きるのか、どのような治療が必要なのか、セルフケアで改善・予防できるのか。このテーマ別特集では、胃の不調の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設 日経Gooday初割キャンペーン2022

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.