7月に東京で行われた「走り方講座」(参照記事:「ホノルルセンチュリーライド完走のために必要な準備」)の内容をおさらいしたほか、今年からルートが変わった場所、クローズする時間が早いため通過時間に気を付けなければいけないエイドステーションなどについて話があり、皆、集中して耳を傾けます。
特に勉強になったのは、強風の中を走る場合、体を小さくして重心を下げ、ハンドルを抑え込んで操作をするのが良いということです。男性に比べて体重が軽い女性は横風を受けて飛ばされないように気をつけないといけません。絹代さんは以前、横風にあおられ隣の車線まで自転車ごと飛ばされたことがあるのだとか。これは気をつけなければ。
その後、参加者全員で15kmほど走り、体や自転車のコンディションを各自確認。途中、ハワイでおなじみのスコールに見舞われましたが、雨雲を抜けると風でウエアが乾いて、体が冷えるほどではありませんでした。
センチュリーライド直前、苦手な上り坂を克服!?
午後の「プラクティスライド(初中級者向け)」では、ホノルルから少し足を延ばして、ハナウマ ベイ ビーチ パーク(ハナウマ湾)へ。
ホノルルセンチュリーライドと同じコースを辿って、往復35kmほどの距離を走ります。途中、上り坂が2つありましたが、なんと!これまでのヘナチョコはどこへ行ったのか…スピードは落ちても自転車を降りずに上りきることができたのです。いつもだったら、息苦しくなって、「もう降りたい」と弱気になっていてもおかしくない坂道なのに。
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- 仲間との連帯感が背中を押してくれた