本企画で完走を目指す「ホノルルセンチュリーライド2015」。そのイベントでは160km(100マイル)を走ることになりますが、これまでの最長走行距離が50kmの私にとっては無謀な挑戦かも…との心配が。アドバイザーをお願いしているサイクルライフナビゲーターの絹代さんに相談し、センチュリーライド出場前に国内で100kmのロングライドに参加しました。今回はその模様をお伝えします。
クロスバイクから長距離向けのロードバイク(FELT ZW7)に乗り換えて丸3カ月。初めはハンドルの形の違い、ブレーキやシフトレバーの扱い方に戸惑ってばかりでしたが、クロスバイクで身に着けた基本のおかげで、意外に乗りこなしまでに時間はかかりませんでした。
でもその次に立ちはだかった壁は、長距離を走り切るための体力。本企画の目標であるホノルルセンチュリーライド2015では最長の160km(100マイル)を完走したい…。その体力作りのため、絹代さんと一緒にアップダウンの多いコースを自転車で走った結果(参考記事「体力作りの自転車トレーニングで分かった3つの課題」)、「暑さ」「ハンガーノック」「上り坂」といった自分の弱点があらわに。「160kmは難しいかな」と、少し自信を失っていました。
そのことを絹代さんに相談すると、乗りなれた自転車で参加できるサイクルイベントを紹介してくれました。なんと、最長のコースは100kmといいます。「100kmのロングライドを完走できたら、センチュリーライドへの自信になりますよ!」と絹代さん。
「充実したエイド」「2kmの上り坂×2」はアメとムチ?
絹代さんから紹介してもらったロングライドは、7月20日、福島県南会津郡南会津町で開かれた「第4回 南会津ロードツアー『走ってみっぺ南会津!』」(一般での100kmコースの参加費:税込5000円)。会津高原たかつえスキー場の中にある建物「スペーシア」(標高約1000m)の前から出発し、南会津郡をぐるっと回って急流の景色やエイドステーションを楽しむというもの。イベント内では30km、60km、100kmといった3つのコースが設定されています。
このツアーの目玉の一つは、なんといっても地元の名産品がふるまわれるエイドステーション。そば粉を使った“ばんでい餅”、冷やしきゅうりにトマト、そしてマトン丼…! 昨年も参加した絹代さんも「エイドステーションが充実しているから、楽しいですよ」と太鼓判を押してくれました。思わず私はニヤリ。「出ます」と即答です。
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