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ママチャリライダーがセンチュリーライドを目指してみた

衝撃!ママチャリとは全く異なるスポーツバイク

細いタイヤ、高いサドルに面食らう

 中西 奈美=日経Gooday

 まず、バイクのタイヤが恐ろしく細い。それに、なんかタイヤの溝が浅くない?? で、親友と背格好はあまり変わらないのに、サドルは足の付け根よりはるかに上。しかもトップチューブ(三角形のフレームの最上部。通常、ママチャリにはない…)が高い位置にあるのでまたげない…。なんとかまたげても、足は地面につかないし、足をペダルに乗せてバイクに体を預けるのも怖い。私の額に嫌な汗がにじんできます。「む、無理かも…!!」

師匠・絹代さんとはママという共通点

 「スポーツバイクを侮ってはいけない」と悟ったのは言うまでもありません。現状、ママチャリしか乗れない私が、この無謀な企画をやり遂げるには師匠が必要!と痛感。そこで、サイクルライフナビゲーターの絹代さんに、指導をお願いすることになりました。

絹代さんの著書『自転車でカラダとココロのシェイプアップ』(枻出版)

 絹代さんは自転車のイベントに引っ張りだこの有名人で、年に何度もロングライドを完走しています。『自転車でカラダとココロのシェイプアップ』(枻出版社)という著書もあります。しかも、絹代さんご自身も、1歳になるお嬢さんを育児中のママです。

 そこで師匠であります絹代さんに、自転車について聞きました。

自転車の魅力とはなんですか。

絹代 自転車のいいところは自分のペースで楽しめることです。自分で運動強度を選ぶことができ、1時間くらいならほとんどの人が乗り続けることができます。乗りながら流れていく風景や変わっていく街並みを楽しむことも自転車の醍醐味です。

確かに、自転車のエンジンは自分の脚ですよね。自転車は歩いているとき、走っているときとは全然見える景色が違います。体や健康へのメリットにはどのようなものがありますか?

絹代 自転車は脂肪を効率よく燃焼させることができる良いツールです。運動強度がきつくなくても、長い時間多くの筋肉を動かすことができますし。それに、一度にたくさんの距離を走れるので、「こんなに走れたんだ!」と達成感が違います。

なるほど!

絹代 私も自転車に乗るようになってから、体のラインが変わりました。もともとむくみやすい体質だったんですよ。体を動かすようになると、気持ちもスッキリしてきます。自転車でカラダもココロもスッキリする良い循環が作れるようになります。

絹代さんとの自転車の出会いは?

「自転車をきっかけにカラダもココロも良い方向に変わっていきます!」と話す絹代さん。

絹代 学生時代から自転車を使っていたものの、脚が太くなることを恐れてさほど積極的には乗っていませんでした。自転車で長距離を走るロードレースの存在を知り、スリムで引き締まりながら、パワーが詰まった選手のプロポーションに衝撃を受け、自転車に強く興味を持ちました。10年ほど前にロードレースチームの広報を務めたことをきっかけに、私もクロスバイクに乗り始めました。翌年には、初めてホノルルで160kmを完走しました。

160km完走ですか! 乗るのが怖い私にもできますか?

絹代 もともと運動神経がずば抜けて悪く、虚弱体質だった私でも走れたから大丈夫ですよ! 乗り始めたら「私についておいで!」となるんじゃないですか(笑)

早くそうなりたいです。でも自信がないです…。

絹代 自転車はこれまで男性メーンで語られることが多いスポーツでしたが、ここ10年ほどでだいぶ女性のライダーも増えて、女性向けの自転車やアイテムも増えてきています。実は女性にも向いているスポーツだと思います。体力や筋力では男性に負けますが、“楽しむ”という点においては男女関係ありません。
 まずは、楽しむことを主眼に置いてみましょう。でも、乗り始めたら絶対、「楽しい!」「達成感がある!」って思うはずですよ!一緒に始めましょう。

まだ自信がありませんが…、よろしくお願いします! 自転車/4万7800円(ラフォーレ:ミヤタサイクル)

よろしくお願いします!

*    *    *

 親友宅ではいきなり心が折れかけたにも関わらず、絹代さんの話であっさりやる気を取り戻した私。まずはスポーツバイクに慣れ親しむことから始め、その先に長距離ライドを楽しむ余裕が出てくればいいなと思っています。楽しめるようになったら大会にも出てみたいなぁ…。

 次回は、スポーツバイクの種類と特徴について、絹代さんに解説していただきます。

(写真:横川 誠)

絹代(きぬよ)
サイクルライフナビゲーター・健康管理士・自転車活用推進研究会理事・飯田市エコライフコーディネーター
絹代(きぬよ) 1975年横浜市生まれ。東京大学農学部卒業後、国際協力事業団(JICA)勤務を経て、英国大学院で身体運動と栄養について学ぶ。自転車ロードレースの実業団、日本代表の広報スタッフも経験。現在は雑誌、TV、ラジオなどのメディア、各種イベントで、MCや、自転車フィットネスの提案を行うなど、自転車を軸に健康、美容、エコのフィールドで活躍中。また、自転車を使った町おこしや、女性のためのイベント、子ども自転車教室のスタッフも務めるなど、自転車の活用や普及、啓発のためにも積極的に活動している。近著に『チャリーナのための自転車BOOK』(幻冬舎エデュケーション)『自転車でカラダとココロのシェイプアップ』『自転車と旅しよう!』など(ともに枻出版社)がある。

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