【ステップ3】姿勢は「骨盤を立て、大きなボールを抱えるようなイメージで」
ロードバイクでは前傾姿勢になるため、上体がハンドルの方に流れていきやすくなります。正しいポジションで乗るには次のことを意識するのが大切です。
- サドルの上で骨盤を立てる感じで腰掛ける
- 下腹部(丹田のあたり)を引っ込ませる
- 骨盤より上の背中は丸める。反るのはNG
- 肩から腕にかけて大きなボールを抱えるようにゆったりとハンドルを握る
ギアチェンジに戸惑いながらも、あっという間の20km
ハンドル操作にも慣れてきたので、絹代さんと一緒に走ってみることにしました。川沿いの自転車道を縦列で走ります。
途中、ギアチェンジをしながら自転車の特徴や調子を探っていきます。大小どちらのレバーがシフトアップ(シフトダウン)か混乱してしまい、走りながらいたずらにガチャガチャとシフトレバーを操作する場面もありましたが、往復で20kmほど走り、この日の特訓は終了です。初めはおっかなびっくりだったロードバイクですが、最後にはハンドルを握る位置を変えられるほどに余裕が出てきました。
さあ、センチュリーライドに向け、一歩前進しました。でも、まだ完走には体力が全然足りません。次回以降、絹代さんに自転車で長距離走るための体力作りについて、教えてもらおうと思います。
自転車:17万円(税別)(FELT ZW7)
(写真:横川 誠)
サイクルライフナビゲーター・健康管理士・自転車活用推進研究会理事・飯田市エコライフコーディネーター
