この回から本企画の連載に当たり、ライトウェイからFELT ZW7をお借りました。車体は8.6kgと、我が家の電動アシスト付きママチャリ(約30kg)の3分の1以下。かなり軽量です。
ではさっそく、ロードバイクの基本を学びましょう。
【ステップ1】またがる前に、ハンドル操作をマスターしよう
絹代さんによると、乗り方・降り方はクロスバイクと同じです(参考記事「クロスバイクの乗り方・降り方をマスターしよう」)。「独特な形状をしたドロップハンドルの扱い方は、これまでのフラットバーハンドルと違います。まずは操作法をマスターしましょう」(絹代さん)。
ハンドルの握り方
[基本形]ブラケットに手のひら、ブレーキに指をそえて握る
“横一文字”のフラットバーハンドルでは、前輪の回転方向に対して垂直にブレーキレバーやシフトレバーが装着されていますが、ドロップハンドルでは前輪の回転方向に対してブレーキなどは平行になっています。
基本のハンドルの握り方は、ブラケットを外側から手のひらで包み込むように握り、ブレーキレバーに人差し指と中指を添えます。これは最も“登場頻度が高い”握り方。減速する時は2本の指でブレーキレバーを引きます。
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