2. タイヤの中からチューブを取り出す
ホイールが外れたら、バルブのキャップを外して先端の小ネジを緩め、軽く押し込んでチューブ内の空気を十分抜きます。チューブの空気を抜くことで、タイヤとホイールの間に隙間ができて、タイヤのビード(リムの内側に入っているタイヤの淵の部分)が引き出しやすくなるそうです。
指でタイヤを押すとリムから外れるくらいまでチューブの空気を抜いたら、タイヤレバー(タイヤとチューブの間に差し込みやすいよう、平たい形をした整備器具)をタイヤとホイールの隙間に差し込み、レバーを起こしてビードを引き出します。そのまま、タイヤレバーの反対側をスポークにひっかけて固定します。
1本目のタイヤレバーでビードを引き出した状態を保ちながら、次のタイヤレバーをタイヤとリムの隙間に挟み込み、レバー間のタイヤを向こう側に倒すような形で少しずつビードを引き出していきます。
この作業をぐるっと一周続け、ホイールに隠れていた部分のタイヤが引き出せたら、タイヤとホイールの間からチューブを取り出していきます。このとき、バルブはホイールの穴から抜き出します。
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