パンクのことを考えていなかった…!
さて、週末にバスの代わりに自転車に乗って出かけるようになったことがうれしくて、早速絹代さんに報告しました。すると、またしても失敗が発覚してしまいました。
絹代さん 「そういえば、自転車のチューブやポンプは持って乗っていますよね?」
私 「チューブ? いえ、持ってないです…」

絹代さん 「!! もし遠出した先でタイヤがパンクしたら、そこから先どうやって移動するのですか? 大変ですよ!」
私 「自転車ってそんなに簡単にパンクするんですか?」
絹代さん 「自分ではパンクさせないように注意して乗っていても、見えないくらい小さなとがったものが落ちていたり、チューブの劣化など、パンクする原因はたくさん考えられます。絶対パンクしないと過信しない方がいいです。長い距離を走るなら、その分パンクのリスクも高まりますので、チューブやポンプを持っていくのは常識です」
私 「そうなんですね(汗)。自分のタイヤがパンクする可能性なんて全く考えていませんでした。でも、チューブやポンプってかさばりませんか? 愛車にはカゴが付いていないので、持ち運ぶのが大変かも…」
絹代さん 「チューブはたためば手のひらに乗るくらい小さくなりますし、携帯用の小さなポンプもありますよ」
私 「そうなんですね。でも、タイヤのパンクって自分で直せるんですか!? メカ音痴でも…?」
絹代さん 「大丈夫。一度、やり方を覚えてしまえば多少力が必要かも知れませんが、一人でできるようになります。今度練習しましょう」
絹代さんの言葉に、これまでパンクせずにいられたのは単にラッキーだったのだと気付かされた私。乗っている間にパンクしたら、と考えると確かにゾッとします。
ママチャリの感覚では、自転車がパンクするのはよっぽどのこと…。もしパンクしても、自転車屋さんに駆け込めば何とかなると思っていましたが、甘かったようです。
「自転車によって交換するチューブのサイズが違うので、店によっては在庫がない場合がありますよ!」と絹代さんからアドバイス。その日の帰り道、自転車ショップでチューブを注文したのは言うまでもありません。
自転車のチューブ交換にもコツがあるとのこと。次回以降、絹代さんにパンク修理について教えてもらうことにしました。
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