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50歳直前ペーパースイマー、100m「美メドレー」への道

ゆったりとしたリカバリーで優雅なクロールに進化

手首の力を抜き、肩甲骨の可動域を高める

 稲川哲浩=日経Gooday

 この練習も3~4回繰り返したところで、ミニフィンを外して、リリース、リカバリーの最終テストとなった。結果は下の写真の通り。ぎこちなかった左腕のリカバリーもそこそこ改善され、「OK!しっかり力が抜けた、いいリカバリーでしたよ!」と高橋監督の合格を無事頂戴できた。

ミニフィンを外して、リカバリーの最終テスト
[画像のクリックで拡大表示]
(1)~(3)右腕は肩の動き、リカバリーでの力の抜き加減、入水への切り替えともに、まずまずの出来。(4)~(6)課題だった左の肩、腕の硬さも取れてきて、入水時の指先も揃ってきた。

 肩甲骨を使った大きなリカバリーをマスターするには、やはり普段から肩甲骨を動かすエクササイズを重ねておくことが大切だ。記者もまだまだ不足しているが、最低でもレッスンの2~3日前からはエクササイズをやるようにしている。そのうえで、力の抜き方と、横方向へ適度に体を傾けるコツを飲み込めば、体が凝り固まった中高年男性でも何とかなるのかなと感じた1日だった。もちろん高橋監督の教えがあってこそではあるが…。

 次回は、腕のストロークと脚のキックのタイミングの取り方を学びます。

(撮影:竹井俊晴)

(衣装協力:ミズノ/取材協力:ワイジェイティー)

高橋雄介(たかはし ゆうすけ)さん
中央大学 理工学部教授、水泳部監督
高橋雄介(たかはし ゆうすけ)さん 1962年生まれ。52歳。現役時代はバタフライの選手として活躍。5年間の米国留学で最先端の水泳トレーニング法を学ぶ。帰国後は中央大学水泳部のヘッドコーチ、続いて監督に就任。2004年に全日本学生選手権での11連覇を達成し、2014年には15回目の優勝を達成した。今では、米国仕込みの新しい水泳法「フラットスイム」を全国のスイミングクラブに伝えており、個人向けの指導も行っている。

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