社会人になって以降、プールなど滅多に行かない中年記者。しかし、ぎくしゃくした泳ぎを小学生の息子にばかにされ、一念発起。大学最強水泳部の監督の指導を仰ぐことに。心許ないクロールしかできないわが身も省みず、流ちょうな4泳法メドレーを1年で完成させることが目標だ。監督が掲げる米国仕込みの“フラットスイム”は、中年記者のなまった体にも果たして有効なのか。「もう一度、水泳を習い直したい」「改めてスイミングを始めてみたい」と思っている読者向けに、目標達成までの長く険しい道程をお届けする。
(写真:竹井俊晴)
中央大学 理工学部教授、水泳部監督
