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月イチゴルファーが2年でシングルを目指す!!

「ゴン」が再発! リベンジラウンドで124の大叩き

第6回 練習場での“ごまかし”が本番で露呈

 池田 悟=日経Gooday

山口信吾先生が薦める3分ドリルで手首の「コック」を使ったスイングを習得!

 これまで紹介した「コック、リリース、リコック」の習得について、「どうもコツがつかみにくい」との読者からの声に応えて、もう1つの簡単なドリルを紹介しよう。その前に、読者のみなさんは、ゴルフを始めたときや、スイングに悩んでいるときに、次のような疑問を持ったことはないだろうか?



 「右手と左手の使い方にはどんな役割と違いがあるのか?」「どうして、左手だけグローブをするのか?」



 こうした素朴な疑問に、山口先生は「ヒントは『テコの原理』にあります。右利きの場合、右手が力点、左手が支点となり、テコの原理を使ってクラブのヘッドを大きく速く動かしています」と答えてくれた。


 「バックスイングやフォロースルーでは、左手でグリップの端を押し(押し手)ながら、右手はクラブを体側に引く(引き手)。この動きが手首の『コック』『リコック』をつくります。『リリース』では、ダウンスイングの最終段階(インパクトに近いところ)で右手を緩めてヘッドを落とせばよいのです。このときヘッドが落ちる反動で手元が持ち上がるため、左手でグリップをしっかり押さえます。この左手での抑えが不十分だとトップします」(山口先生)。自分ではテコの原理を使ってクラブを振っているとの自覚はないかもしれないが、右利きのどんなゴルファーも、右手を力点に、左手を支点にしたテコの原理を使っているわけだ。


 「両手を離してクラブを握り(スプリットハンド)、ゆっくりスイングすれば、右手と左手の役割分担を理解できます。右手と左手の役割を正しく理解することが重要です。頭で理解したことと体の動きの同化は、反復練習でしか身に付けられません。ちなみに左手だけにグローブをするのは、クラブが支点となる左手の中でズレるのを防ぐためです。支点のわずかなズレは、テコの原理によって増幅されて『作用点』であるヘッドが大きくブレるのです」(山口先生)


 ここでは右手と左手を離してクラブを握り、「押す」「引く」を意識しながら、「コック、リリース、リコック」(写真)を繰り返してみよう。手首を「タテ」にスムーズに動かせるようになってきたら、右手を左手に少し近づけて、実際にスイングするときの握り方に変えていこう。

テコの原理で「コック」する
[画像のクリックで拡大表示]
左手と右手はこう動かす
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両足を肩幅に開いて立ち、お尻を後ろに引き、股関節から上半身を倒して構える。右手と左手を離してグリップを握る(スプリットハンド)。次に、左手を下に向けて押し、右手を上に引いて手首をコックさせる。肩の力を抜いて、テコの原理を使いながらクラブのヘッドを上に上げよう。
テコの原理で「リリース」する
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左手と右手はこう動かす
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クラブのヘッドがトップにきたら、今度は左手でグリップを上に向けて引き、同時に「支点」にしていた右手の力をゆるめて、手首をリリースする。
テコの原理で「リコック」する
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左手と右手はこう動かす
[画像のクリックで拡大表示]
クラブが地面についたら、再び、左手でグリップを下に押し、同時に右手は引き上げながら手首を「リコック」させる。左手と右手が、それぞれ「押し」「引き」ができているかを感じながらゆっくりと一連の流れを続けてみよう。慣れてきたら、スプリットハンドのままスイングする「ヨコ」の動きを加えると、「コック、リリース、リコック」のコツがよりつかみやくすなる。

(次回は、「練習場をコースに変える目からウロコの練習法」をご紹介する予定です。ぜひ、ご覧ください)

(写真:水野浩志/竹井俊晴・ドリル)

山口信吾(やまぐち しんご)さん
ゴルフ作家
山口信吾(やまぐち しんご)さん 1943年生まれ。九州大学工学部を卒業後、同大学院を修了。69年に竹中工務店に入社。72年にハーバード大学大学院を修了後、シカゴの大手設計事務所に勤務。75年に帰国し、竹中工務店に復帰。43歳からゴルフを始め、還暦を前に一念発起し、独自の練習法によって2年でシングルを達成した。ベストハンデキャップ8。新聞および雑誌に寄稿多数、ゴルフの著作は14冊にものぼる。
 
撮影協力
西宮高原ゴルフ倶楽部
ラウンド衣装/ポロシャツ9180円(ブルー)+インナー7560円(ホワイト)、ポロシャツ8640円(グレー)+インナー8100円(ホワイト)、パンツ(ホワイト・ブラック)1万800円、ベルト8100円(ホワイト、ブラック)、ウィンドジャケット1万4040円(ホワイト)、1万6200円(ダークグリーン)、以上すべてアンダーアーマー

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