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月イチゴルファーが2年でシングルを目指す!!

ゴルフが上達しないのは体の使い方がよくないから!?

第2回 意外な弱点! 「手首」の動きが硬かった

 池田 悟=日経Gooday

記者の弱点は「手首」のタテの動きにあった!

 動きはシンプルなのに、これが実に難しい。先生の動きが手首を中心としてクラブが滑らかな円運動になっているのに対して、記者の動きはとてもぎこちない。手首やひじの位置が上下に動いたり、時計回りと反時計回りとではぎこちなく動く区間があったり。さらに、クラブが回転するスピードも一貫しておらず、円の軌道も乱れがちだ。思わぬ弱点だった。

 人間の手首はそもそも、地面と垂直にした手のひらを左右にあおぐような「ヨコ」の動きが得意な関節である(手招きするような動作)。例えば、ボールを投げる、重たい物を持ち上げるなど、日常生活ではほとんどが手首を「ヨコ」に動かしている。だがゴルフでは、地面と垂直にした手のひらを手首を使って上下に動かす「タテ」の動きも求められる。タテの動きは、手首を柔軟に使って「手刀」を切る動きに近い。

SWを使った手首エクササイズ(1)
両足を肩幅に開き、クラブを軽く握り6時の方向に構える。ボールを打つ意識で、SWのフェースは真正面を向ける。このとき両手首は真っすぐ伸びている状態。
[画像のクリックで拡大表示]
SWを使った手首エクササイズ(2)
手首を支点にしながら、SWを3時の方向へ回す。クラブを自分の体に引き寄せるように、しなやかに手首をタテ方向に曲げて回そう。両手の位置(高さ)はスタートのポジションをキープしたままで。
[画像のクリックで拡大表示]
SWを使った手首エクササイズ(3)
さらにSWを12時の方向へ回す。クラプを握る右手を体側へさらに引き寄せ、左手の元(手根)は前へ押すようなイメージで両手首をさらにタテに曲げて行う。記者の手首は可動域が狭く(手首が硬い)、グリップを握る手の高さがスタートのポジョンよりも上がってしまっている。
[画像のクリックで拡大表示]
SWを使った手首エクササイズ(4)
タテに深く曲げた両手首を真っすぐ戻しながら、ゆっくりSWを9時の方向まで回す。さらに、スタートポジションへ。(1)~(4)の円運動を10回繰り返し、反対回りも同様に行う。肩とひじ、手首の位置(高さ)を変えずに、クラブの軌道を一定に保とう。
[画像のクリックで拡大表示]

 「ゴルフのスイングは、手首の“ヨコ”の動きに加えて、“タテ”に上下させるコックとリコックをスムーズにできるかが大切。タテの動きが真っすぐ高い弾道の球を打つ肝だと私は考えています」と山口先生。

 クラブを使ってスムーズに円を描くメソッドは、手首をタテに正しく動かすトレーニングになり、ラウンドや練習の前の準備体操、さらにプレー中のちょっとした修正、確認ができる「チェック&トレーニング」になる優れもののエクササイズなのだ。初心者や伸び悩み中の読者がいれば、どうか先生のメソッドをマスターしてほしい。

 先生の指導に喰らいついていけば、2年でシングルになれる…のか。

 そんな夢物語に心を躍らせながら、いよいよ13年ぶりにティーグラウンドに立った。そこに、目のくらむような高く険しい難攻不落の山々が待ち受けていることも知らずに…。

 


(写真:水野浩志)

(次回は、「体の悪癖は練習場よりコースで学べ!」の予定です。ぜひご覧ください)

山口信吾(やまぐち しんご)さん
ゴルフ作家
山口信吾(やまぐち しんご)さん 1943年生まれ。九州大学工学部を卒業後、同大学院を修了。69年に竹中工務店に入社。72年にハーバード大学大学院を修了後、シカゴの大手設計事務所に勤務。75年に帰国し、竹中工務店に復帰。43歳からゴルフを始め、還暦を前に一念発起し、独自の練習法によって2年でシングルを達成した。ベストハンデキャップ8。新聞および雑誌に寄稿多数、ゴルフの著作は14冊にものぼる。
 

撮影協力
西宮高原ゴルフ倶楽部
衣装/ポロシャツ(オレンジ、イエロー、ブルー)7020円、パンツ(ホワイト・ブラック)1万800円、ゴルフインナー(ホワイト)5400円、ベルト(ホワイト、ブラック)8100円、コンプレッション3/4レギンス(黒)6480円、コンプレッショントップス(グレー×ブルー)8424円。以上すべてアンダーアーマー

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