鬼編集長の業務命令で、「2年でシングルを目指す」という途方もない目標のゴルフ企画を担当することになった40代記者。今回は「コースマネジメント」というキーワードとともに、プライベートでラウンドしたときに記者が実践したことをご紹介しよう。3つの決めごとで、本人も驚きの結果が…。
9月某日。「幸運の女神」が突如として舞い降りてきた。まさかサマージャンボ宝くじで1等が当選…、それとも競馬で大穴馬券が的中した…。いずれでもない。
舞い降りたのは、「ゴルフの女神」。
イン39・アウト49 =88!
なんと、スコア90を切ってしまいました(栃木県・皐月ゴルフクラブ 鹿沼コース<北・南コース>パー72・6127ヤード)。
前回の記事(関連記事:「リベンジラウンドでスコア92の大躍進! 目指すは80台」)では、過去1年を振り返りながら、次の目標として「80台を目指す」ことを掲げた。この高い目標を、6月の「100切り」から、わずか3カ月で早くも達成してしまった。
ただ、あまりに順調な進み具合に、編集部内では逆にアゲインストが強まりつつある。
「仕事を怠けて、随分と練習に励んじゃってるみたいだなぁ。来月から仕事を増やすか?」
記者の七転八倒の姿だけを楽しみにしている我がGoodyのドS編集長は、最近、ちょっとご機嫌斜めである。背中のトラブルでラウンドを途中リタイアしたあの時(関連記事:『 ハーフ「58」でギブアップ…。開花宣言の前にサクラ散る』)にかけてくれたような優しいまなざしは、今はもうない。
ハーフ39という未曾有!?の出来事
くだらない前置きはさておき、スコア80台はプライベートラウンドにおける初めての経験であるワケだから、コンスタントに80台を出せる腕前が身に付いたとは思っていない。後半で10打も余計に叩き、大きく乱れたのがその証だ。すなわち、まだまだ未熟者。調子やリズムが崩れれば「110の王」に逆戻り…といった可能性も十分にあり得る。
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