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月イチゴルファーが2年でシングルを目指す!!

リスク回避の3つの決め事で「ハーフ39」の奇跡!

第19回 ゴルフの女神が降臨? 「ミスのドミノ倒し」をこう防いだ

 池田 悟=日経Gooday

記者 「なるほど。今回のラウンドを振り返ると、ミスショットをしないための自分なりの判断基準を作ることの大切が分かったことは大きな収穫の1つです。ただ、これは技術的な課題ですが、ショートゲームに難があるとスコアアップにならないことを改めて痛感しました。グリーン手前のラフからピンまで20ヤード前後というような状況では、距離を合わせようとクラブを手で操作して、結局、長い距離のパットが残る…というような。『アプローチとパターが下手な上級者はいない』という先生の言葉が、ますます身に染みています」

「ゴルフも将棋と同じように、次の一手、その次の一手、そのまた次の一手と、先を読みながら『悪手』を避け『最善手』を見つけることが面白さであり、醍醐味でもあると」と山口先生。(写真は西宮高原ゴルフ倶楽部)
[画像のクリックで拡大表示]

山口先生 「私にとって、残り150ヤードは、バーディやパーを確実に狙う『有効射程距離』だとしています。ある程度のレベルに達するとショットの確実性が増すので、自分なりの基準に沿って、『攻める』『守る』の適切な判断ができるようになってきます。上を目指していくほど、『大叩きをどれだけ避けるか』が課題になってくるので、状況に応じたマネジメントの重要性もさらに高まるのです。次回のロケでは、パー3、パー4、パー5のホールを丁寧に打ち進めながら、ケーススタディを交えた練習ラウンドをしてみましょう。腕前はスコアの安定性で測ることができます。これからは10回に1回、さらには5回に1回と、コンスタントに80台が出せるように、ますます精進してください。それと次回のラウンドからは『ストロークコントロール(*1)』にスコアを記録し、同伴者のサインをもらっておくことをお薦めします。10枚貯めてハンデを取得すれば、一段と励みになるはずです」

 初めての80台に自分自身でも驚いたうえに、前半39という分不相応なスコアが現実になってしまうと、「何か悪いことでも起きやしないか」との不安もよぎる。しかし、まぐれと言われようが、やっぱり「チョーうれしい!」。

 下手は下手なりに頭を使って、精進、精進…。「幸運の女神」がまた力を貸してくれることを願って。

(*1)ハンデキャップを取得するために、ラウンドで使用するスコアカードとは別に記入するカードのこと。「ラウンドした日付」「選択したティーグラウンド(バック・レギュラー・フロント…など)」「スコア」「競技者名」「6インチリプレースの有無」などをプレーヤーが記入し、同伴競技者に確認のサインをしてもらう。10枚集めてJGA(日本ゴルフ協会)に提出すれば、公式のハンデキャップが認定される。

(写真:水野浩志)

山口信吾(やまぐち しんご)さん
ゴルフ作家
山口信吾(やまぐち しんご)さん 1943年生まれ。九州大学工学部を卒業後、同大学院を修了。69年に竹中工務店に入社。72年にハーバード大学大学院を修了後、シカゴの大手設計事務所に勤務。75年に帰国し、竹中工務店に復帰。43歳からゴルフを始め、還暦を前に一念発起し、独自の練習法によって2年でシングルを達成した。ベストハンデキャップ8。新聞および雑誌に寄稿多数、ゴルフの著作は14冊にものぼる。現在、「WEBRONZA」(朝日新聞社)において、『ゴルフがある喜びと幸せ』を連載中。
撮影協力
西宮高原ゴルフ倶楽部


衣装協力/山口先生、ポロシャツ9180円、パンツ9720円、ゴルフインナー5400円、ベルト8100円。記者、ポロシャツ7560円、パンツ9720円、コンプレッションインナー4536円、ベルト8100円。以上、すべてアンダーアーマー。

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