鬼編集長の業務命令で、「2年でシングルを目指す」という途方もない目標のゴルフ企画を担当することになった40代記者。今年3月に無念のギブアップをして以来、4カ月ぶりに再挑戦となった西宮高原ゴルフ倶楽部でのリベンジラウンド。ゴルフ作家・山口信吾先生の御前ラウンドで、ようやく100切りを果たすことができた記者。今回は、これまでの厳しい道のりと、次なるステップについてお届けしよう。
「合格! 文句なし!! ここまでよく頑張りましたね!!!」
記者がホールアウトすると同時に、この連載でゴルフの指導をお願いしている山口信吾先生から一声が上がる。
7月某日、西宮高原ゴルフ倶楽部(兵庫県西宮市)での山口信吾先生とのラウンド。3月のロケで屈辱の途中ギブアップ(関連記事:ハーフ「58」でギブアップ…。開花宣言の前にサクラ散る)をして以来、実に4カ月ぶりのリターンマッチとなった。
既に本編でもお伝えしたように、6月にプライベートのラウンドでようやく100切りを達成(参照記事:100切り達成を支えた、ミラクル「8番アイアン」)したが、いつものロケ地である西宮高原ゴルフ倶楽部で、そして、山口先生の前で100切りを達成することが今回のミッションだった。
「絶対に100は切りたい人」に少しでもお役に立てれば
では、恒例の結果から先にお伝えしよう。
スコアは、「92」!!!
イン・スタートの前半は48と防戦に近かったが、3番ホール・パー5では人生で2度目となるバーディーを奪取するなど、リズムは悪くなかった。今までのラウンドであれば、後半からガラガラと崩れていくのがお約束だが、例によってこの日も(?)根拠のない「確信」があった。昼食を挟み、アウトは4連続パーを含む「44」でホールアウト。6月のラウンドに続き、アマチュアゴルファーの最初の壁とされる「100切り」を連続で達成したことになる。
ちなみに、100切りを達成して以降、8月の現時点までにプライベートで3回ラウンドを消化したが、すべて初めてのコースでレギュラーまたはフロントティーから回り、「93」「97」「94」というスコアだった。
そこで今回は、この1年間を振り返り、これまでのプロセスをたどってお伝えしてみたい。「絶対に100は切りたい」という読者に少しでもお役に立てればと思う。中上級者であれば、「そんな時代もあったなぁ…」とニヤけて頂けたら是幸いだ。
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