しまった!! 砂がほとんどない“ベアグラウンド・バンカー”だった
今回は主にグリーン脇にあるバンカーから、SW(サンドウェッジ)を使って“一発必脱”させる基本練習について学んだが、ゆくゆくはコースをラウンドする中で出くわす様々なケースでのバンカーショットもご紹介できたらと思う。30~50ヤードの距離をAW(アプローチウェッジ)やPW(ピッチングウェッジ)、9番アイアンを使い分けてピンを狙う方法から、『急斜面の左足下がり』や『目玉』、そしてバンカー縁でバックスイングができないような難易度の高いライからの打ち方、フェアウェイバンカーやグラスバンカーでの対処方法まで、実践で求められるケーススタディーはいくらでもある。
山口先生との練習を終えてから数日後。自宅近くにある河川敷のショートコースを訪れ、あえてバンカーにボールを打ち込み、山口先生直伝の “一発必脱”のスイングを試みた。バンカーの外で狙いを定め、素振りをするルーティンを終えて、万全の態勢で、いざ砂をエクスプロージョン!
次の瞬間、手がビリビリっとしびれ、“ガツ~ン”という派手な音とともに、ボールは哀れグリーン奥のOBゾーンへ…。
しまった!! ルーティンに気を取られ過ぎて、砂がほとんど入っていない“ベアグラウンド・バンカー”だったことを、すっかり確認し忘れていたのだ。間髪入れずに叫んだ、ゴルフ好きの定番「オヤジギャグ」で本編を締めることをお許し頂きたい。
「いや~ん、バンカ~~ん」
次回は、打ってよし、転がしてよしのミラクル「8番アイアン」をご紹介する予定です。ぜひ、ご覧ください。
(写真:水野浩志)
ゴルフ作家

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