ドライバーで100ヤード先にコントロールして打つ
前回のラウンドで「シングルプレーヤー」と「アベレージプレーヤー」のスイングを比べた(関連記事:「ハーフ「58」でギブアップ…。開花宣言の前にサクラ散る」)ことに加え、練習場での発見について、ゴルフの指導をお願いしている山口信吾先生に伝えると、新たな課題を提案してくれた。今回は「縦の距離を合わせるコントロールショット」の練習だ。
山口先生 「では早速、100ヤード先にあるグリーンを狙って真っすぐ打ってみてください」
記者 「えっ!! 先生、ド、ド、ドライバーを使ってですか?」
山口先生 「その通りです」
キーーン、…ボールは100ヤード先どころか、150ヤードの目印をやすやすと超えていった。
山口先生 「はい次、前方にある200ヤードの表示を狙ってください。今度はフルスイングで思い切り打ってください。それではまた100ヤードを狙って…」
200ヤード。ガチ~ン、…フックしてボールが思い切り左に曲がって行った。
フルスイング。カキューン、…思いっ切り吹け上がる(真上に上がっていく球筋のこと)。
100ヤード。ボフッ、…あれれ!! 思い切りチョロった。
記者 「全然、狙ったところにコントロールできません」
山口先生 「そうでしょう(笑)。距離に合わせて、腰を切る(回す)力を抜いたり、腕や手先だけでクラブを操作したりすると、今のようになります。では、見ていてください」
100ヤード、キーン。150ヤード、コキーン。200ヤード、カキーン。