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月イチゴルファーが2年でシングルを目指す!!

ハーフ「58」でギブアップ…。開花宣言の前にサクラ散る

第13回 よもやの“ギックリ背中”で「110の王」返上ならず

 池田 悟=日経Gooday

山口先生  「その通りです。7~8割の力でスイングすることをベースにしながら、ボールをコントロールして打つ方法を“コントロールショット”といいますが、普段から意識して練習に励んでいかないと、この技術はなかなか身につけられません。例えば、ディボット跡(芝が削られて土が露出している場所)にボールがある場合でも、そうした状況をあまり意に介さずフルスイングするゴルファーは多いです。すると、クラブのリーディングエッジ(フェイス下部の歯)がボールの下に入らずに、トップなどの大ミスにつながります。つま先の上がり・下がりのライはもちろん、深いラフにボールが捕まった状況でもフルスイングをする人は多い。こうしたときに私が真っ先に考えることは、『絶対ミスをしないこと』です。無我夢中でボールを打つのではなく、『この状況は危険だぞ!』と自分に言い聞かせ、クラブ番手を変えたり、グリップを短く持ったり、ボールの位置を変えたりする対策をとったうえで、コントロールショットを心がけています」

[画像のクリックで拡大表示]

記者  「以前、先生から教えて頂いた『スパット』(「ボウリングの基本技術でアドレスを見直す」)を使った練習法が大切になってきますね」

山口先生  「はい。真っすぐと左右とを思い通りに打ち分けることが基本です。さらに次のステップでは、『タテ』の距離をコントロールする技術が求められてきます。それを習得するためには、例えば100ヤードを真っ直ぐ打ったら、同じクラブで次は150ヤード、そしてまた100ヤードを打つような練習方法が効果的です。ゴルフは『ヨコ』のコントロールはもちろんですが、『タテ』の距離をどうやって合わせていくかも大切です。いつもフルスイングで振ってばかりいると、打ったなりで球筋が定まらず、狙った場所に正確に落とすことが難しくなります。するとどうしても、力を巧みに調整してボールをコントロールする必要に迫られる。とはいえ、距離の長短を打ち分けるときにも、手や腕の力を抜いて調整するわけではありません。次回は、その練習に取り組んでみましょう」

 この春、都心で咲いた桜はすでに散りにけり。目指す100切り達成の期日としてきた桜の開花は、もしや「秋桜(コスモス)」まで持越しになるのか。

 ホントに自信はあったのになぁ…。

次回は、「ドライバーでタテ距離を自在に打ち分ける」をご紹介する予定です。ぜひ、ご覧ください。


(写真:水野浩志)

山口信吾(やまぐち しんご)さん
ゴルフ作家
山口信吾(やまぐち しんご)さん 1943年生まれ。九州大学工学部を卒業後、同大学院を修了。69年に竹中工務店に入社。72年にハーバード大学大学院を修了後、シカゴの大手設計事務所に勤務。75年に帰国し、竹中工務店に復帰。43歳からゴルフを始め、還暦を前に一念発起し、独自の練習法によって2年でシングルを達成した。ベストハンデキャップ8。新聞および雑誌に寄稿多数、ゴルフの著作は14冊にものぼる。2015年3月より「WEBRONZA」(朝日新聞社)において、新規ゴルフ連載『ゴルフがある喜びと幸せ』がスタート。
 撮影協力

西宮高原ゴルフ倶楽部

吹田ゴルフセンター

衣装協力/山口先生/ポロシャツ9180円、パンツ9720円、ゴルフインナー5400円、ベルト3240円。記者、ポロシャツ7560円、パンツ9720円、ゴルフインナー6480円、ベルト8100円。すべてアンダーアーマー。

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