3カ月でハーフのスコアが「12」縮まった
山口先生 「全体的にはかなり上達してきましたが、午後のラウンドから見えた次の課題は、『アプローチ』と『パター』精度をもっと上げていくことですね。ゴルフのスコアのうち、パターは4割、アプローチが2割も占めています。スコアが100だとすれば、そのうちの60打は『ショートゲーム(100ヤード以内の短いショット)』です。これをどうやって縮めていけるかがスコアアップの鍵になりますし、シングルプレーヤーならばアプローチとパターが下手な人はいません。次回は、15~30ヤードのアプローチの練習を加えて行きましょう」
昨年11月にラウンドしたとき(「『ゴン』が再発! リベンジラウンドで124の大叩き」)を振り返れば、今回と同じINのスコアは「63」だった。およそ3カ月でスコアが「12」も縮まったのだから、初心者ゴルファーとしては悪くない進歩だといってもいいのかもしれない。
…が、目指すはシングル。ゴルファーの多くが最初に直面すると言われる「100の壁」をさっさと乗り越えなければ、次なる、「90切り」「80切り」の世界は夢のまた夢…。しかもまだバックティー(最も後ろにあるティーグラウンド)からのラウンドも経験していないのである。
100切りは、「サクラ咲く」より早いか、「サクラ散る」が早いか。それとも、春はまだまだ先なのか…。
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