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月イチゴルファーが2年でシングルを目指す!!

ゴルフは『生涯の友』

最終回 才能もセンスもない!…ならば、師の言葉を信じて進むのみ

 池田 悟

 新たな戦友になるRMX116ドライバーは、「スーパーデュアル弾力ボディ」という設計のもと、ヘッド部分に6本の溝を設けて、インパクト時にそれらが収縮してパワーを生み出す構造を採用している。前年モデルの打球音と比べると、やや高めの金属調のだが、芯を喰った音の響きはとても心地よい。楽器メーカーのヤマハらしいこだわりでもあるのだろう。

ヤマハから届いたクラブを携えて、早速、打ちっぱなしへ。写真左、RMX116ドライバーは、ヘッド容量が446平方センチと、これまで使用していた460平方センチのものよりも小ぶりだが、とても構えやすい。「芯で打つ」ことに徹すれば、ゆったりとしたスイングでも200~220ヤードでコントロールできる。写真右、RMX116アイアンは、昨今のトレンドであるストロングロフトのタイプ。ゆっくりと丁寧にスイングするほど、ボールの方向性が安定していく。

 渡邊さんによる分析に基づき、7割の力で“芯”を意識して打てば、飛距離もコントロールも得られる。フルスイングで振り回すよりも飛ぶから面白い。

キリっとしたデザインのアイアン。クラブのポテンシャルを存分に引き出せる腕前になるよう、しっかり練習していきます!

 一方、RMX116アイアンは、軟鉄鍛造の弱点だった「飛距離」を克服した新コンセプトのもの。ソールの中間部を独自に削る加工を施し、ヘッドの後部に重みを配分したことで「深重心」を実現した。中上級者向けモデルでフェイスはやや小ぶりだが、「構えやすさ」と「振り抜きやすさ」では、それほど難しい印象はない。

 クルマに譬えると、これまで使っていたアイアンはオールラウンドな“セダン”だったのに対して、今度は“スポーツカー”に乗り換えたともいえよう。芯を喰ったときの心地いい打感をはじめ、練習を重ねるごとに、ボールの方向性が安定してくる。「どんどん上達して、存分に使いこなしたい」と思わせるクラブである。

 記者の周りにいる“ゴル友”たちも驚く「ヤマハの飛び」を、ショップや試打会などでぜひお試しを!

 3月12日のラウンドで、ようやく「100叩き」の連発から脱することができました(霞ヶ浦カントリー倶楽部・スコア95!)。…というレベルですが、今年は本気でスコア70台を目指します!

 長らくにわたり、温かいご声援を賜りましてありがとうございました。多くのアマチュアゴルファーと、これから始めようとしている人たちが、「ゴルフのある喜びと幸せ」を得られることを祈念しております。末筆ですが、連載にご協力いただきました関係者の皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

(写真:水野浩志)

山口信吾(やまぐち しんご)さん
ゴルフ作家
山口信吾(やまぐち しんご)さん 1943年生まれ。九州大学工学部を卒業後、同大学院を修了。69年に竹中工務店に入社。72年にハーバード大学大学院を修了後、シカゴの大手設計事務所に勤務。75年に帰国し、竹中工務店に復帰。43歳からゴルフを始め、還暦を前に一念発起し、独自の練習法によって2年でシングルを達成した。ベストハンデキャップ8。新聞および雑誌に寄稿多数、ゴルフの著作は14冊にものぼる。現在、「WEBRONZA」(朝日新聞社)において、『ゴルフがある喜びと幸せ』を連載中。

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