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月イチゴルファーが2年でシングルを目指す!!

5ヤード刻みの練習が“伸び悩み”を打開する特効薬!

第23回…「100叩き」3連発! 基本練習をもう一度見直す

 池田 悟

 練習を重ねるうちに、フルスイングよりもハーフ、さらにクオーターとスイング軌道を小さくコンパクトにしていくほど、コントロールがつけやすく、ミスも減ることにやっと気がついてきた。PWを例にすれば、110ヤード先を狙ってフルスイングするよりも、9Iをやや短く持ってゆったり打てば、ミスは減るうえに同じ距離になる。同様に、グリップを握る位置と足幅を調整すれば「115ヤード」といった中間距離も臆せず狙える。コースでも練習場でもフルショットばかりで、ボールの行き先がいつも“ナリユキ”では、コースマネジメントもままならなくなるわけだ。かつてこの連載でもご紹介した記事『ドライバーで100ヤード先を狙うワケ』の理由もここにあったのだ。

 これで自由自在に狙える!…とまではいかないが、なるほどゴルフのクラブはグリップがあれほど長くて、握る場所を変えるだけで多彩なショットが引き出せるワケだ。

5ヤード間隔の目標に向けて正確に落とす

山口先生 「コントロールショットをしっかり練習していると、ほかのショットにもいい影響を及ぼします。理由は2つあって、まずは飛ばそうとして大振りをしなくなります。距離を合わせて正確に打とうとするために小さいトップからコンパクトなスイングになり、その結果、クラブヘッドの芯で捕えられる“ミート率”が高まることです。次に、スイングするときの下半身に無駄な動きが抑えられるようになること。この2つが身につくと、ロングアイアンやウッド系のクラブでも安定して打てるようになります」

記者 「以前、アプローチショットの精度が高くなると、すべてのショットが上手くなる(関連記事:『アプローチショットの練習が上達の早道になる!』)との話に通じるものをやっと実感できてきました。狙いの精度を上げようとすると『飛ばそう』といった意識がなくなるので、“最適な力”を練習から探るようになります。練習では8I、PW、AWを基本にして距離とコントロールを意識し続けています。コースでのアプローチショットはほとんどAWを使えますが、この冬のラウンドでは強風にやられて、距離が合わないことが多かったために、その対策として他のクラブでアプローチする練習を取り込みました。PWの選択肢が増えれば、よりAWが安心して選べる気がします」

アイアンショットの精度を高めるために、「距離の短いアプローチは5ヤード刻み」「100~150ヤードは左・右・手前1m以内」を目標にコントロールしていく練習に取り組むことにした。コンパクトなスイングを身につけることが狙いだ。
アイアンショットの精度を高めるために、「距離の短いアプローチは5ヤード刻み」「100~150ヤードは左・右・手前1m以内」を目標にコントロールしていく練習に取り組むことにした。コンパクトなスイングを身につけることが狙いだ。

山口先生 「できたらアプローチショットは、AWを使うと決めたら“バカの1つ覚え”でいいから、1本で押し通す勇気もアマチュアゴルファーには大切だと思っています。SW、AW、PWを使い分けるのは、練習量が多いプロや真の上級者の技だと思っています。練習では5ヤード間隔に目標を定めて、AW1本で正確に落とす取り組みを続けてください。集中力が格段に上がりますよ」

記者 「自宅の近くにある練習場は、奥行き80ヤードの小さな“鳥かご”で、先生が勧めるアプローチ練習には最適です。グラウンドの左右30と50ヤードに標識、同じく40ヤードにネットのカゴ、50ヤード中央部に小山のグリーン、最奥の左右80ヤードに標識があり、1球ごとに目標を変えて打てます。150ヤード、200ヤードを狙う練習をするときには別の大型練習場に行きますが、今ではドライバーやフェアウェイウッドをぶんぶん振る練習はそれほどやりません」

山口先生 「それはいい練習場ですね。5ヤード刻みで正確にコントロール術を徹底して身につけてください。やがてコース上でも、狙いを見た瞬間に脳が自動的に距離を目測して、それに合ったスイングが自然にできるようになります。短い距離の練習を繰り返すことは、距離感を体で覚えるためにもいいのです。100ヤードまでを正確にコントロールできるスイングになれば、どんなクラブでも狙いに向けて打って行けるはずです」

記者 「では、次回のロケでは、クラブ選択をテーマに練習ラウンドをしてみましょう。今の停滞期を必ず打開しておきます。先生の“冬の練習こそが上達に通じる”の言葉を信じて頑張ります!」

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