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月イチゴルファーが2年でシングルを目指す!!

痛恨! 再挑戦の1人ラウンドも「120」の大叩き

第7回 スコア比較でミスを起こす原因をやっとつかんだ!?

 池田 悟=日経Gooday

不意に現れる大ミスは数打前からの「身体記憶」!?

 ミスショットを分析する中で、ハタと気が付いたのが、クラブ重量の変化との関係である。ウッド系クラブでいい当たりをした後、2打目、3打目のアイアンが番手に関係なく「ど・スライス」や「シャンク」が飛び出す。これも過去のラウンドを記録したノートを調べて発見した共通点だった。ウッド系を振ったときの軽さが「身体記憶」に残っているためなのか、アイアンのスイングでもドライバーと同じように、無意識にフルスイングに近いスピードで腰を回転させている。すると、重たいアイアンでは腰の回転に腕がついていかずにフェースが開いた状態でボールに当たる。すなわち、右にボールが飛び出しているものだと想像できる。

打ち上げのパー3でのティーショット。インパクトの前にかなり左肩が上がり、体が開き気味になっている。このときの8Iのショットはやや右方向へ飛んでいった。
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打ち上げの6番ホールでの第3打。つま先下がりのライから5UTで見事に「芯喰い(ボールを真芯で捕らえること)」したが、目の前にあった木もボールを“クリーンヒット”。なんとボールが150ヤードも後ろに飛んで、転がっていった。後方で待つゴルファーたちの“大笑い”を誘った。
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 ドライバーが当たった後は、アイアンでミスが出る。アイアンが真っすぐ飛ぶようになれば、今度はドライバーやフェアウェイウッドが曲がり始める。まるで「モグラ叩き」か「いたちごっこ」のようだが、ミスショットの原因はアドレスやライといった身体バランスを崩す問題に加えて、その数打前からの“身体記憶”も案外に影響を受けているかもしれない。

ピン奥からの難しい下りのラインを外して、返しの上りで2パット。グリーンに乗っても、ボールはほとんどピンの奥。弱々しくパッティングしたボールを、強風がぐいぐいと押したり、曲げたりすることもしばしばあった。
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 最後に、3パットの問題は、上り下りのラインの違いを認識することはもちろん大前提なのだが、ボールをグリーンのどこに狙うかをあまり意識していなかったことにも原因があった。中上級者のゴルファーには「基本中の基本」として踏まえられているを実は初めて知ったのだが、グリーンに切られたカップは手前からが「上り」、奥からは「下り」のラインになっていることが多いのだ!

 もちろん、「上り」よりも「下り」のラインのパッティングのほうがボールの転がりをコントロールするのが格段に難しい。

 つまり、記者を含めた初心者にありがちな、「グリーンに乗ったぜ! チャ~ンス!」と喜ぶのはまだ早計で、たとえボールがカップの奥1mに乗っていたとしても、下りのパットミスから3パット、4パットをしでかすことは少なくないのだ。特にワンオンが可能なパー3のホールは、なにも“サービスホール”になっているわけではなく、距離が短い分だけグリーン周りがとても難しい設計になっていることにようやく気が付いた。山口先生がいつもラウンド中に「ピンの手前から攻めましょう!」「パー3のティーショットは大切に」とアドバイスしてくれるのは、まさしく3パット防ぐ「定石」にもなっていたのだ。

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このように、1日のラウンドを振り返りながら、前回、前々回のラウンドでのミスをつき合わせていくと、ほぼ同じような状況で同じミスを繰り返していることが改めて浮き彫りになったわけだ。練習場ではそこそこうまく打てるようになってきたが、本コースで同じように打てなくなるのは、まずはアドレスのまずさに加えて、つま先の上がり下がり、左足の上がり下がりなどの身体バランスを崩すライの影響が1つ。そして次に、1打ごとに「長さ」も「重さ」も違うクラブを無意識で振り続けてきた蓄積が、「林」「池」「バンカー」「傾斜」、OBを示す「白杭」といったコース内にある視覚的、心理的な要素が引き金となり、10打も叩く「暴発」を起こす原因になっているものだと思われる。ゴルフは、ドライバーで200m以上もボールを飛ばす1打からパターで1m先のカップに入れる1打まで、14本のクラブを使い分けながらスコアを競うスポーツである。しかも同じコースを回ったとしても、天候や季節が同じだとは限らないし、ラウンド中でも気象条件が刻々と変わっていく日もある。いやはや、恐ろしく難しいスポーツであることを改めて痛感したのと同時に、自己分析をもとに立てた仮説を確かめるためには、練習場でもラウンドしている想定をしながら1打ずつ丁寧に打つように意識をしなければならないわけだ。多くの人が「計画」と「実行」ばかり繰り返すこの日のラウンドを振り返り、自己分析したポイントを山口先生に報告すると、次のようなアドバイスが送られてきた。「次回のラウンドでは、その課題を私と共有しながら、問題が出たらそこで潰していきましょう。私は、ゴルフの上達にはPDCA(Plan、Do、Check、Action)サイクルを使いながら、課題を達成したり、解決したりして行くことが欠かせないと考えています。ですが、多くのゴルファーはPlan(計画)とDo(実行)を繰り返してばかりで、肝心なCheck(評価)と次に向けたAction(改善)が抜け落ちています。ご自身のチェックで立てた仮説は、私の練習法を使いながらActionにつなげていってください」今回のラウンドも決して満足行くものではなかったが、これまで点になって散らばっていた課題が、少しずつ線としてつながりはじめ、難問を解決するためのかすかな手ごたえをつかんだ感覚がある。「100を切ったら長いトンネルの先に明かりが見えてきます。今年は一気に90切りを目指しましょう!」(山口先生)いや~、それにしても冬の1人ゴルフは本当に寒かった…。太平洋クラブ成田コース酒見寛人支配人東京都心から約60分というアクセスのよさに加えて、成田空港からも車で20分の距離ですので、外国人ゴルファーにもたくさんご来場頂いております。女性ゴルファーもおよそ2割と高い割合です。コースがある千葉県成田市は、関東圏の中でも温暖な地域でもあり、特に冬シーズンは雪の心配がほとんどありません。コースは、かのグランドスラマーであるゲーリー・プレーヤー氏が設計した国際レベルの戦略性の高さが特徴です。クリークやバンカーが巧みに配され、アンジュレーションも効いているため、「いいショットにはご褒美が」「ミスするとケガしやすい」というコースだと思います。特に13番、14番、15番は、「アーメンコーナー」と呼んでいるクリークが配された名物ホールです。ぜひ、攻略してみてください。すべてのゴルファーに心地よくプレーして頂けるよう、私どもスタッフ一同、おもてなしの心と笑顔で、皆様のご来場をお待ちしております。次回は、「練習場をコースに変える目からウロコの練習法」をご紹介する予定です。ぜひ、ご覧ください。(写真:相田克己)撮影協力衣装/ウィンドジャケット1万4040円(ホワイト)、パンツ(グレー)1万800円、ベルト1万260円(ホワイト)。以上すべてアンダーアーマー

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