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金哲彦式ウォーキング術 目指せマイナス10歳ボディ!

疲れにくく、楽に歩ける「着地」のコツ

「体の軸」と「つま先」で体の動きをスムーズに

 高島三幸=ライター

「ガニ股」「内股」の“歩き癖”は、ゆがみや痛みの原因に

 一方、着地での2つ目のポイントが「つま先の向き」だ。「つま先を正面に向けて歩かないと、膝や股関節、腰などに負担がかかり、ケガや痛みの原因になる。特にガニ股や内股は、膝にねじれが生じて痛みを生んだり、ふくらはぎや太ももの筋肉のつき方に左右差が出たりする原因にもなります」(金さん)。

着地する時のつま先は真っすぐ正面に向ける。正しい着地を繰り返さないと、膝や股関節、腰に負担がかかり、脚のゆがみや痛みの原因になったり、ふくらはぎなどの筋肉のつき方に左右差が出たりする。
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つま先が外に向くガニ股歩きの人は、ふくらはぎや太ももの外側の筋肉に負荷がかかり、膝や股関節の痛みにつながることもある。また、太もも内側の筋肉が刺激できずに引き締まらない。一方、つま先が内に向く内股歩きの人は、股関節が外に逃げやすくなり、臀部の筋肉が緩みがちになる。いずれのタイプも、結果的に引き締まった若々しい体にならない。
[画像のクリックで拡大表示]

 脚の筋肉のつき方が左右で変われば、体のバランスが崩れて膝関節や腰への負担が増す。このため、O脚やX脚といった“足のゆがみ”をさらに強めたり、腰痛の原因になったりする恐れもある。歩き方の効率が落ちて疲れやすくなるうえに、歩く姿も若々しくない“残念な歩様”になる。金さんによれば、「ガニ股や内股の人は骨格のゆがみが関係していることが多い」。そのうえで、「普段からつま先を正面に向けて歩くことを心掛けるだけで、少しずつ改善されていくはずです」とアドバイスする。

 ここまで紹介した、「体の軸」と「つま先は正面を向ける」という着地のポイントは意識できただろうか。

 体幹ウォーキングは、「腕振り」で肩甲骨を大きく動かし、それを「骨盤」に連動させて脚の力へと伝えていく。この時にどんな状態で「着地」したかが、後の「重心移動」にも大きく影響する。正しい着地は、体幹の力を足へとつなげるいわば「バトンのような役割」になるのだ。

 次回は、体幹ウォーキングの総仕上げである「重心移動」について紹介したい。

(写真:竹井俊晴)

金哲彦(きん てつひこ)さん
プロ・ランニングコーチ
金哲彦(きん てつひこ)さん 1964年生まれ。早稲田大学在籍時に箱根駅伝で4年連続で山登りコースの5区を担当し、区間賞を2度獲得した。現在は、五輪出場選手向けのランニング指導から、一般向けのウォーキング指導まで、幅広い層に向けたコーチングを行っている。駅伝やマラソンの解説者としても活躍している。

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