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世界の健康 早耳ダイジェスト

【韓国発】国民健康食「紅参」が飛び交う年末商戦

モメチョッタは最高の「お・も・て・な・し!」

 笹部佳子=COCORO

6年ものの高麗人参「紅参」が最高のお歳暮

 そんな韓国の地で、これからの時期、季節の風物詩となるのが「旧正贈物(クジョンソムニル)」である。これは日本の「お歳暮」に当たる風習。韓国の新年は旧正月(2015年は2月中旬)で祝うが、12月ともなれば、街のあちらこちらで旧正贈物のコーナーが設けられる。

皮付きのままで蒸し、天日で乾燥、熟成させる「紅参」。贈答品の王様として重宝されている。(© Woojin Kim -123RF)
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 やはり人気なのは、昔から珍重されてきた韓国土着の食材。ハチミツや高級食材として好まれる松の実やクルミの詰め合わせ、そしてゆず、梅の実、ザクロなどをベースにしたデザートティーなど、健康や美容、滋養強壮に良いとされる食材が選ばれる。特に韓方の王様とも呼ばれる高麗人参を配合した健康食品が人気で、とりわけ「紅参(ホンサム)」と呼ばれる紅い人参を使ったものは、贈り手が受け取り手に対して最大の敬意を示す逸品として“鉄板”である。

 高麗人参と聞けば、白くヒョロっとした根っこのようなものを連想するが、これは「水参(スサム)」と呼ばれる生の人参で、参鶏湯(サムゲタン)のような煮込み料理やあえ物などに使う。一方、乾燥させた人参には「白参(ペクサム)」と「紅参(ホンサム)」があり、白参は4年根(=4年物)の皮をむいて天日で乾燥させたもの、紅参は6年根(=6年物)の皮をむかずに蒸してから天日で乾燥させたもの。白参には血管拡張の作用(滋養強壮)があり、紅参には血管拡張と免疫増強の効果があるとされている。

 何よりも重要なのは「16年」というキーワード。高麗人参がそのパワーを最大に発揮すると考えられている「6年根」と呼ばれるその響き自体にプレミアが付く。地慣らしから収穫まで実に6年。しかも、紅参を一度栽培した畑は養分が吸い尽くされるため、10年もの間、休耕地にしておく必要があるという。合わせて16年もの歳月を要する「紅参」こそが、最高の人参だとされる。ソウルで人気の参鶏湯の店を営むオーナーに聞くと、「紅参は国営の韓国人参公社に納められるため、市場になかなか出回らない」のだとか。それだけに、紅参エキスが入った健康食品が届いた日には、さながら松茸やブランド牛が届いた以上の感動があるそうだ。

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