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世界の健康 早耳ダイジェスト

【ドイツ発】“肉とビールの国”で「プチ断食」ブームの兆し

ダイエット効果てきめん、不調軽減の口コミ効果が後押し

 柏原 文=ベルリン在住ライター

「不調が軽減される」という口コミもブームを後押し

 しかし現代では、宗教的な習慣が薄れた一方で、「自分の生活を見直す」との目的に変わり、健康志向を中心とする「プチ断食」を行う人が増えているようだ。主食や副菜、お酒などを抜き、その代わりに野菜や果物を使ったスムージーを食事として取る。肉料理が主食のドイツ人にとっては、ダイエット効果もてきめんで、不調が軽減されるといった口コミ効果も、ブームを生み出すきっかけとなった。

中世のキリスト教世界で生まれた断食の習慣では、修道院で醸造された黒ビールとパンを四旬節に取る。今は宗教上な目的で断食する人はいなくなったが、健康のために「プチ断食」をする国民が増えた。(©SPIEGEL ONLINE)
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 断食の内容は、個人で好き好きにカスタマイズされていることが多い。例えば、「肉食をやめて菜食主義になる」「スイーツを我慢する」といったものから、「禁酒を心がける」という誓いまで、控えるものは様々だ。プチ断食をする期間は数日間から1週間単位までと、こちらも好き好きに設定する。日本でいうところの “ダイエットのため自己流プチ断食”といった様相だ。

 期間中は、ジュースやフルーツなどはいつでも自由に取れるとの“緩さ”を持たせているがドイツ流のスタイルである。つらい空腹や飢餓感などはなく、日常生活を普通に送りながらでも、「胃腸機能の回復」や「デトックス効果」が期待できることも、注目を向けられている要因だと考えられる。

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