日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > 男こそアンチエイジング!  > 男性ホルモンで認知症を抑制!?  > 3ページ目
印刷

男こそアンチエイジング!

男性ホルモンで認知症を抑制!?

バランスのいい食事と運動、知的な趣味を楽しもう

 伊藤和弘=フリーランスライター

テストステロンで認知症が改善!

[画像のクリックで拡大表示]

 最近、テストステロン(主要な男性ホルモン)と認知症の関係が注目されている。「以前からテストステロンが減ると認知症になるのが早まると言われていたが、テストステロンが多いと脳の神経細胞の枝が増え、それぞれのつながりが強くなることがわかってきた」と順天堂大学医学部泌尿器科学講座の堀江重郎教授は言う。

 2011年、米国内分泌学会で発表された論文に、テストステロンと記憶力の関係を調べたものがある。閉経後の女性にテストステロンを投与すると、明らかに記憶力が向上。認知症の女性に行った結果、「認知症の進行を抑える」ことがわかったという(ENDO 2011: The Endocrine Society 93rd Annual Meeting : Abstract P1-314. Presented June 4, 2011)。

 日本でも東京大学大学院医学系研究科加齢医学講座の秋下雅弘教授らによって、テストステロン値の低い認知症の男性たちに6カ月間テストステロンを投与すると、認知力が改善することが確認された(下のグラフ参照)。

改訂 長谷川式簡易知能評価スケールの点数の変化
[画像のクリックで拡大表示]
平均81歳の認知症の男性24人を2グループに分け、一方に1日40ミリグラムのテストステロンをのませ、もう一方にはのませなかった。3カ月後と6カ月後に「改訂 長谷川式簡易知能評価スケール」などを使って認知機能を調べると、テストステロンをのんだグループは点数が高くなっていた。(J Am Geriatr Soc. 2010 July; 58(7): 1419-21)

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 「眠れない」を解消して抵抗力を高める、3つのNGと6つのテク

    暑い夜でもぐっすり眠るにはどうすればいいのか。そもそも睡眠は何時間とればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、不眠を解消するための3つのNGと、6つの快眠テクニックを紹介する。

  • 熱中症・かくれ脱水を防ぐ「水分補給」「マスク着用」のコツ

    脱水症やその一歩手前の「かくれ脱水」とはどういうもので、なぜ様々な病気につながるのか、脱水症はどんな人がなりやすく、どう予防すればいいのか。夏の今こそ知っておきたい、脱水症の怖さと対策について紹介する。さらに、夏期におけるマスク着用の注意点についても解説する。

  • かかると怖い!「膵炎」「膵がん」

    激痛に襲われる「急性膵炎」や、発見しにくく5年生存率が極めて低い「膵がん」など、膵臓の病気には厄介なものが多い。今回は、膵臓という臓器の役割や、膵臓の代表的な病気である「膵炎」「膵がん」の怖さ、早期発見のコツをまとめていく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.