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男こそアンチエイジング!

喫煙者は人一倍健康に気を遣う? 喫煙者のアンチエイジング法とは

食事改善に加え、ED薬の服用という“裏技”も

 伊藤和弘=フリーランスライター

 とりわけ、タバコと関係の深い病気が「がん」。タバコはあらゆるがんの発症リスクを高めることが確認されており、中でも男性の肺がんと膀胱がんのリスクは5倍前後も上げるというから驚く(下の表参照)。ちなみに膀胱がんになるのは、「尿の中にタバコの発がん性物質が溜まるせいだろう」と堀江教授は推測する。

日本における喫煙とがん死亡についての相対リスク(※1)と人口寄与危険割合(※2) (1983~2003年)
[画像のクリックで拡大表示]
独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センターのHPより引用(Journal of Epidemiology;18,251-64,2008)

タバコを吸うためには健康でいるべき

 最近はタバコの害も広く知られるようになり、喫煙率は年々下がっている。値段も高くなったし、吸える場所は減るし、喫煙者の肩身は狭くなる一方だ。

 いや、頭ではわかってますって。タバコを吸っても、何もいいことなんかない。禁煙するべきだよね。それでも……なかなかやめられないんだな、これが。

 実際、禁煙はそう簡単ではない。JTが行った2013年「全国たばこ喫煙者率調査」によると、今なお30代男性の39.9%、40代男性の41.0%がタバコを吸っている。そんな人たちに、堀江教授は「無理することはない」と温かい言葉をかける。

 ヘビースモーカーが突然タバコをやめると、太ることが多い。これは「アロマターゼという酵素が活性化し、テストステロン(主要な男性ホルモン)が急に下がるため」と堀江教授。運動もしながら、少しずつ本数を減らしていこう。

 どうしてもタバコをやめられないからといって、ヤケを起こしてはいけない。

 「すぐにやめられない人は対策を考えればいい。逆説的だが、喫煙者は人一倍健康に気をつける必要がある。まして、血圧やコレステロールが高い人はなおさら」(堀江教授)

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