青汁の原料として知られるケール。だが、最近は料理に使える生葉も手に入るようになってきた。ケールの特徴は、豊富な栄養素と高い抗酸化力だ。βカロテンやルテインなどのカロテノイド、ビタミンC、クロロフィル、イソチオシアネートなどが含まれる。骨を構成するカルシウムやマグネシウム、骨にカルシウムがとどまるのを助けるビタミンKも多く、カルシウム吸収率は牛乳の約1.3倍と高い。そんなスーパー野菜「ケール」の栄養を生かすレシピを紹介する(ケールの健康効果に関しては、「抗酸化作用はトップクラス、カルシウムも豊富な野菜は?」。
ケールチップス

- 調理時間 10分
- 全量 138kcal
- 塩分 1.0g
材料(作りやすい分量)
- ケール …… 100g
- オリーブオイル …… 大さじ1
- 塩 …… ひとつまみ
作り方
- (1) ケールは食べやすい大きさに切り、ボウルに入れてオリーブオイル、塩を加えて混ぜる。
- (2) オーブントースターの天板にアルミホイルを広げ、(1)をアルミホイルにのせて、1200Wのオーブントースターで3~4分ほど焼く(焦げないように注意する)。
ポイント
ケールをオーブントースターで焼くだけのケールチップスは、ヘルシーなおやつとして米国のセレブの間で流行中。カレー粉やチーズなど、好みのスパイスを加えてもいい。
(写真:鈴木正美/レシピ考案・料理:成沢正胡)
料理研究家
出典:日経ヘルス2015年10月号