食用として全国に流通するモズクの8割を占めるのは、沖縄県で養殖されたオキナワモズク。オキナワモズクは、ぬめり成分の水溶性食物繊維であるフコイダンが豊富だ。水溶性食物繊維は大腸内で腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがある。さらに、モズクは鉄などのミネラルも豊富に含む(モズクの健康効果に関しては、「食物繊維、ミネラルが豊富な「モズク」で便通改善、貧血予防」を参照してください)。モズクの健康効果を生かしたレシピを紹介しよう。
豆腐モズクハンバーグ エスニック風

- 調理時間 30分
- 1人分 183kcal
- 塩分 1.9g
材料(2人分)
- 鶏ひき肉 …… 100g
- 木綿豆腐 …… 1/3丁(100g)
- モズク(味なし) …… 100g
- A
万能ネギ …… 5本(30g)
ニンニク …… 1かけ(10g)
ナンプラー …… 大さじ1/2
片栗粉 …… 小さじ1
砂糖 …… 小さじ1/2
豆板醤 …… 小さじ1/2 - 油 …… 小さじ1
- サニーレタス …… 2枚
- 青ジソ …… 4枚
- スイートチリソース …… 適宜
作り方
- (1) モズクは2~3cm長さに切り、木綿豆腐はよく水気を切っておく。
- (2) ボウルに豆腐、鶏ひき肉、モズクとAを入れよく混ぜ、6等分にして小判形にする。
- (3) フライパンに油を引いて熱し、(2)を入れて蓋をして中火で3分ずつ両面を焼く。
- (4) (3)をサニーレタスや青ジソに包んで食べる。好みでスイートチリソースをつける。
ポイント
アジアンテイストで食べるレシピ。「高たんぱく低脂肪の鶏ひき肉と豆腐に、モズクを加えてミネラルや繊維がたっぷり」(藤井さん)。
(写真:鈴木正美/レシピ考案・料理:藤井 恵)
料理研究家
出典:日経ヘルス2015年5月号