運動不足、走るのキライな編集部員(アラフォー♀)が、なんの因果かランニング企画の担当に。『週1回のランニングでマラソンは完走できる!』の著者であるランニングアドバイザー・真鍋未央さんの指導を仰ぎながら、半年後(?!)のフルマラソン完走を目指し、苦難の道を綴ります!
トレーニング初日、まだこれからだというのに、念入りな準備運動で半分力尽きてしまったカメ(前回記事「ランニング初日、いきなり準備体操で力尽きる」参照)。自分のヘタレ加減に心が折れそうになりながら、次なるメニュー、真鍋未央コーチによるフォームチェックに突入です。
◆本日のメニュー(再掲)
1)ウォームアップ(体操、ストレッチ)2)フォームチェック
3)ウォーキング10分+ランニング(ジョギング)5分 ⇒ ペースの確認
失意の準備運動から一転、まさかの合格点!
「じゃあまず、何も考えずに走ってみましょうか!」
そう真鍋コーチに促され、緊張気味でスタートラインへ向かう。自分のランニングフォームを誰かにチェックしてもらうなんて、初めての経験だ。「何も考えずに」と言われても、緊張からつい雑念が浮かんでしまう。
えっと、普段ってどうやって走ってたっけ…? 子どものお迎えダッシュとか?…うーん、荷物抱えて鬼の形相になっている自分しか浮かばない…。
と、どうでもいいことを考えながら、とりあえず、カメ、走ります。
「あら…。いいですね。フォーム、きれいですよ」(真鍋コーチ)
「え…?!(; ・`д・´) 今、なんとおっしゃいました?」
もう一度走ってみる。
「うん。きれいです。つま先もまっすぐ前を向いているし、着地もきれい。腕も肘から引けていて、いい感じです」(真鍋コーチ)
フォームがきれい…。フォームがきれい…。
思わずそのフレーズを頭の中でリフレインする。まさか初日に、しかもダメダメだった準備運動の後に、お褒めの言葉をいただけるとは思っていなかったので、カメ、すっかり有頂天!
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