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走り亀 ~ヘタレランナー フルマラソンへの道~

初めてのランでフォームを誉められ有頂天!

第7回 カメ、今度こそ走り始める

 カメ子=日経Gooday

 次に、腰の位置。腰の位置が低くなると、膝が曲がってイスに座っているようなフォームになり、推進力をロスしてしまう。腰への負担も高まり、腰を痛める原因にもなる。「頭のてっぺんからひもで上に引っ張られているイメージを持って走りましょう」(真鍋コーチ)。

 さらに、つま先と膝の向きも重要なポイントだ。つま先が外側または内側を向いていると、走りの効率が悪くなり、膝を痛める原因にもなる。普段の歩き方から、常にまっすぐ前に向けるよう意識しよう。

 着地のポイントは、足の裏がほぼフラットに地面に着地すること。極端なつま先着地はふくらはぎを痛めやすく、極端なかかと着地は、走りにブレーキをかけることになる。また、地面を蹴った脚を伸ばしたまま前に振り出す「すり足」もNG。「着地の衝撃は少なくなりますが、歩幅がかなり短くなってしまい、ロスが大きい走り方になります。股関節から前に出すことを意識すると、自然にひざが軽く曲がって前に出てきますよ」(真鍋コーチ)。

まずはワンポイントに意識を集中させよう

 以上が正しいランニングフォームのポイントだが、正直言って、これを全部意識していたら、頭がいっぱいで走れなくなってしまいそう!

 「ですよね(笑)。一度に全部は難しいので、まずはワンポイントに意識を集中させましょう。カメさんの場合は、上半身がまっすぐすぎるところがちょっと気になりますね。股関節が硬かったり、体幹の筋肉が弱かったりすると、走っているうちに上体が後ろに倒れていってしまいます。走る時は少し前傾を意識して、補強トレーニングで体幹を鍛え、ストレッチで股関節を柔らかくしていきましょう」(真鍋コーチ)。

 「はい!」

 真鍋コーチによると、ランニングフォームは、走りの美しさを追求するためのものではなく、「疲れにくい効率的な走り」、そして「ケガをしにくい走り」をするためのもの。つまり、楽に楽しく走るためには、正しいフォームで走ることが不可欠なのだ。

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