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走り亀 ~ヘタレランナー フルマラソンへの道~

初心者は小さめのシューズを選んで失敗する

第5回 ランニング初心者のシューズ選びのコツ

 カメ子=日経Gooday

 ランニングシューズは、レース用、トレーニング用に大きく分かれている上に、ブランドの種類も多く、それぞれ素材や機能に工夫を凝らした商品が揃っている。同じサイズでも、メーカーによって少しずつ形の特徴は異なる。初心者がいきなり専門店を訪れて、ずらりと並んだこれらのシューズの中から自分に合ったものを選び出すのは至難の業だ。もともと無精者な上に、店員さんと1対1で話すのが苦手なカメは、つい、セール品の中から適当に見繕ったり、デザイン先行で選んだりしてしまいそう…。だが、そこで労を厭ってはいけない。

 「自分の足に合わないシューズを買ってしまうと、摩擦でマメができたり、ゆるすぎて地面を蹴る力がうまく伝わらなかったりして、走っているときにストレスになります。専門店のスタッフはプロですから、相談しながら買うのが一番ですよ」(真鍋コーチ)

 はい、わかりました(^^;)

 売り場で店員さんにまず伝えるべきなのは、自分の走力。つまり、走り始めてどれくらいか、普段どのくらいの速さでどのくらいの距離を走っているのか、といったことだ。次に、走る目的。フルマラソンを目指しているのか、ハーフマラソンなのか、10km程度のレースなのか。あるいは、レースに出る予定はなく、普段ジョギングをするためだけに履くのか。そうした情報を伝えれば、その人のレベルに合ったシューズをいくつか推薦してくれるはずだ。数種類の中から選ぶのであれば、迷いは少なくて済む。

  「上級者は、レース用、トレーニング用を履き分けますが、初心者はトレーニング用が1足あれば十分です。シューズの消耗頻度は、走る場所(地面の状態)や距離、体重、脚力によっても違ってきますが、だいたい半年から1年をめどに、靴底が擦り減ってきたら買い替えればいいですよ。もし余裕があれば、同じシューズを2足そろえて交互に履くのもお勧めです」(真鍋コーチ)

店頭で3次元足形計測を体験!

4カ所の計測ポイントにシールを貼ってもらう。指で示されているところは舟状(しゅうじょう)骨の位置で、土踏まずの高さを示す。

 ということで、今回、カメの初めてのランニングシューズ選びにご協力いただいたのは、ランニング専門ショップ「B&D渋谷店」。このお店では、3次元の足形計測機を使って、最適なシューズ選びの手助けをしてくれる(計測は無料)。

 「足の形は一人ひとり違います。当店では、足形計測機と目視の両方でお客様の足の特徴を把握し、さらに、会話の中で普段のランニングのレベルや足の痛みの有無などを尋ねながら、その方に合ったシューズをご提案しています」と、店長代理の佐藤元気さん。特に、外反母趾や偏平足といった“くせ”がある人は、着地の衝撃を受ける際にバランスが崩れ、膝などに負担がかかりやすいため、足の機能を補うシューズ選びが重要になるという。

 足の形を測ったことなど、今まで一度もなかったカメ。やや緊張しながらも、早速挑戦してみることに。まず、裸足になって台の上に乗り、計測の指標となる左右各4カ所のポイントにシールで印を付けてもらう。次に、片足ずつ計測器に足を入れ、姿勢を正して待つこと数秒。レーザーがシールの位置を識別して、足の長さ、幅、親指・小指の傾斜角度など、11項目を測定してくれる。

 カメの場合、昔から「幅広・甲高」の足の形が悩み。幅の狭い、きゃしゃな靴を無理して履いて小指が痛くなったりしたことも数知れず。果たして、どんな結果が出るのか…。

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