日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > スポーツ・エクササイズ  > 走り亀 ~ヘタレランナー フルマラソンへの道~  > ランの膝痛に悩み、スポーツマッサージ初体験!  > 5ページ
印刷

走り亀 ~ヘタレランナー フルマラソンへの道~

ランの膝痛に悩み、スポーツマッサージ初体験!

第22回 左右の脚の長さが違った!…そして、そろった。

 カメ子=日経Gooday

硬いと思っていたカメ子の股関節、実は柔らかかった!

 その後、横になって本格的なマッサージが始まった。実は圧の強いマッサージは苦手なカメ子。だが実際に受けてみると、絶妙な力加減でほとんど痛みは感じず、ひたすら気持ちがいい…。凝っている部分、張っている部分は「いたたたた…」となるものの、基本的には、至福のひととき!

筋肉と一緒に全身の疲れがほぐれていく…ああ、しあわせ。

 途中、金子さんから

 「カメ子さん、昔、何か運動していました? いい筋肉を持っていますよ。運動をしていた人は筋肉の素材がいいので、自転車の乗り方と同じで、ブランクがあっても体が思い出してくれます」

 と、大学時代まで一応体育会系だったカメ子に、お褒めの言葉が! さらに

 「肩も股関節も柔らかいですよ~。自分でうまく回らないのは、どこかの筋肉が張っていたり弱かったりするためです。あとは、骨格の違いで、人それぞれ曲がりにくい方向があるので、いろいろな方向に曲げてストレッチをしてみるといいですよ」

 とのアドバイスも。股関節の硬さには自信(?)があったカメ子。思いがけず柔らかいと言われてびっくり!

 計40分ほど全身をほぐしてもらい、最後にもう一度施術台の上で脚を伸ばしてみた。すると、内側に入っていた右膝がまっすぐ上を向き、左右の脚の長さもそろっていた。全身の力が抜け、ふわっと軽く、楽になった実感が。これがスポーツマッサージの効果なのか…!

施術後。左右の脚の長さがそろった。
右膝の向きもこの通り。

 「カメ子さんの左膝の痛みは、右脚のアライメントの崩れに起因していますね。まずは右脚の『正常な動き』を繰り返して体に覚えさせ、その動きを支える筋力を強化することが大事です。鏡で右膝が真っ直ぐ前を向いていることを確認しながら、ゆっくり曲げ伸ばしを繰り返す片脚スクワットなどがいいと思います。肩や股関節のストレッチも欠かさずやってみてください」(金子さん)

 そんなアドバイスをもらい、急に目の前が開けた気持ちになったカメ子。片脚スクワットといえば、以前、真鍋コーチに教えてもらったアレだ(「内臀筋を鍛える片脚スクワット」)。補強トレーニングにはほかのメニューもあるので、片脚スクワットは週に1~2回しかやれていなかったが、これからは重点的にやるようにしよう。真っ直ぐな足運びを右脚に覚えさせれば、きっとフォームも改善して左脚に負担がかからなくなるはず!

 よーし、急がば回れ。膝痛への不安からの解放を目指して、右脚強化をがんばるぞ~!(次回「ランナーは食事が命、スタミナアップの栄養講座」に続く)

 (取材協力:ケッズプラス治療院)

真鍋未央(まなべ みお)さん
ランニングアドバイザー
真鍋未央(まなべ みお)さん

福岡県出身。高校時代、中・長距離の陸上選手として活躍し、卒業後は資生堂ランニングクラブに所属。同クラブ在籍中にマラソンに転向。ベストタイムは2時間55分27秒(2006年1月29日大阪国際女子マラソン)。現在は、ランニングアドバイザーとして女性向けのセミナー、ランニングイベント「miobiRun」を定期的に開催するほか、TVや雑誌など各種メディアで活躍している。公式ブログはこちら
著書『週1回のランニングでマラソンは完走できる!』(池田書店)
(写真:村田わかな)

先頭へ

前へ

5/5 page

RELATED ARTICLES関連する記事

スポーツ・エクササイズカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 「糖尿病」は予備群のうちに手を打つ

    話題の「食後高血糖」や「血糖値スパイク」って? 気になる最新情報を総まとめ

  • 男性ホルモンを増やす5つのポイント

    年齢とともに、男性ホルモンの低下から、体調が優れない、イライラする、よく眠れないという症状が表れる。こうした状態を放っておくと、身体機能の低下やうつ病、メタボリック症候群などの病気リスクが高まってしまう。男性ホルモンについて正しく理解し、どのように生活習慣を改めれば男性ホルモンが増え、ハツラツとした生活を取り戻せるのかについて、5つのポイントにまとめて紹介しよう。

  • 筋肉を衰えさせない「たんぱく質」の正しい摂取法

    最近、筋肉の大切さが指摘される中で、「たんぱく質をしっかりとるべき」という意識が定着しつつある。だが、たんぱく質は、誤解されていること、そして知っているようで知らないことが多くある。いくらとってもいいのか、肉と大豆ではどっちがいいのかなど、即答できない人も多いだろう。本特集では、たんぱく質の基礎から、正しい摂取法、そして身近な食品に含まれるたんぱく質の量までを一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.