自主トレ期間中に人生初の10kmを走ることができ、ますます波に乗るヘタレランナー・カメ子。だが、日に日に気温が上がるこの季節。初心者には未経験の「暑さ」という新たな敵が出現してきた。今までは楽に走れた距離が、つらい…。走力アップをはかりたいこの時期に、初心者ランナーは「暑さ」とどう付き合っていけばいいの? 教えて、真鍋コーチ!
10kmランを無事達成し(前回記事「人生初! 自主トレで10km走れた」)、9週間ぶりの真鍋未央コーチの指導日がやってきた。季節は移り、初夏の陽射しとなったこの日の天気は快晴。最高気温は26℃。ううっ、照り付ける太陽が、暑い…!
カメ子が走り始めたのは、昨年の秋口だったので、寒さは経験しているが、夏のトレーニングは未知の世界だ。この暑さの中で、10kmも走れるのだろうか?
「10km到達おめでとうございます! 今日も安定したペースで10km走れるといいなと思っていましたが、暑いので、無理せず8kmくらいにしておきましょう。その分、最後にスピードトレーニングを入れてみますね」(真鍋コーチ)
無理せず、の言葉を聞いて、ホッとするカメ子。次なるステップへ向けて距離を伸ばしたい気持ちはあるが、この暑さでは、正直なところ10kmもの距離を走れる自信がない。今日は、暑さの中でのトレーニングの進め方を勉強させてもらおう。
◆本日のメニュー
1)ウォームアップ(体操、ストレッチ、動きづくり)2)補強トレーニング 3種類
3)8kmラン+スピード走+ウインドスプリント
4)片脚スクワット(内股対策)
まずはいつものように、体操とストレッチ、軽めの動きづくりでウォームアップ。この9週間のトレーニングの状況を報告すると、「いいですね~。少しずつレベルアップしているのがすごくわかります」と真鍋コーチからお褒めの言葉が。
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