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走り亀 ~ヘタレランナー フルマラソンへの道~

ヘタレでも完走できそうなフルマラソン大会を探そう

第14回 カメ子、ついに最終ゴール設定へ

 カメ子=日経Gooday

ヘタレランナーが選ぶマラソン大会のワガママ条件とは…

 以上のアドバイスを勘案して、カメ子の初フルマラソンは、以下の条件を満たす大会の中から選ぶことにした。

 「制限時間が6時間以上で、周回ではない平坦なコースで、大会規模が大きく、できるだけ涼しく快適な時期(今年の10月~12月、または来年3月~5月)に開催される大会。できれば、アクセスが良く変化に富んだ景色を楽しめて、さらに言えばエイドや参加賞が充実している大会」

 …ってかなり、ワガママ放題じゃ…?!∑(; ̄□ ̄A

 実際、いざ大会をサーチしてみると、帯に短し襷(たすき)に長し。「景色を楽しめそう!」と思って食いついたらアップダウンが激しかったり、「平坦で走りやすそう!」と期待したのに制限時間が短かったり。はたまた海沿いのコースでロケーションは最高に見えても、「風が強くてつらかった」との口コミが多くて腰が引けたり…。ヘタレランナーのワガママな条件を満たす大会は、そう簡単には見つからない。

 フルマラソンは街中を走り抜けるイメージがあったが、意外に公園内などの周回コースが多いことにも驚いた。恐らく、その方が大会を運営しやすいのだろう。だが、せっかくフルマラソンに挑戦するのだから、街中を華々しく走り抜けてレースの醍醐味を味わいたい!

 これでもない、あれでもない…としばらくネットサーフィンに没頭し、最終的に、条件を完璧には満たしていないものの、「これならがんばれるかも」と思う大会が2~3件見つかった。だが、初心者にやさしい大会は、当然、人気も高い。まずはエントリーしてみて、運を天に任せるほかないようだ。

フルマラソンから逆算して2カ月以内にハーフマラソンに出場しよう

 実際にフルマラソン大会のエントリーが決定したら、そこから逆算して、トレーニングの予定を立てていく。真鍋コーチから、おおまかな流れを示してもらった(準備期から調整期までの全体の流れは過去記事「目標は『速く走ること』ではなく『楽に走ること』」参照)。


  1. フルマラソンの2~3週間前に、練習で20~25kmの最終ロング走を行う。この後は調整期に入り、ロング走は行わない(5~10kmを週1~2回の練習にとどめる)

  2. 最終ロング走の1カ月ほど前にハーフマラソンに出場する

 仮に、11月末のレースに出ることになったら、11月上旬に最終ロング走、10月上旬にハーフマラソン出場、というスケジュールになる。これがもし10月末のレースだったら、最終ロング走が10月上旬、ハーフマラソンが9月上旬となり、真夏のトレーニングがきつくなりそうだ。

 「レース経験を積むため、ハーフの前に10kmレースに出場してもいいでしょう。注意したいのは、ハーフマラソンとフルマラソンの間を空けすぎないこと。ハーフを走ったら1カ月半から2カ月以内にフルを走るよう、スケジュールを組んでいきましょう」(真鍋コーチ)

 ということで、カメ子、秋になったらハーフに出場(時期はフルマラソンが決定次第決定)という方針の下、とりあえず、トレーニングのペースが落ちる真夏を迎える前に、10kmのレースに挑戦してみたいと思います!(次回「インフルエンザ、ペース配分失敗…近くて遠い「8kmラン」」に続く)

真鍋未央(まなべ みお)さん
ランニングアドバイザー
真鍋未央(まなべ みお)さん

福岡県出身。高校時代、中・長距離の陸上選手として活躍し、卒業後は資生堂ランニングクラブに所属。同クラブ在籍中にマラソンに転向。ベストタイムは2時間55分27秒(2006年1月29日大阪国際女子マラソン)。現在は、ランニングアドバイザーとして女性向けのセミナー、ランニングイベント「miobiRun」を定期的に開催するほか、TVや雑誌など各種メディアで活躍している。公式ブログはこちら
著書『週1回のランニングでマラソンは完走できる!』(池田書店)
(写真:村田わかな)

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