スタート前になるべく体を冷やしたくないので、防寒着を預けるタイミングが悩ましいのでは、と思っていたが、幸い今回は家族が応援に来て荷物番をしてくれた上に、気温も高めだったので、その点でも楽だった。3kmのレースなので給水の必要もなく、雨もまず降らなさそう。トイレも早めに済ませた。よし、ここまでは順調だ。
「いつもの練習ペースで大丈夫なので、タイムは気にせず、初めての大会を楽しんでくださいね」(真鍋コーチ)
そんなコーチの激励メッセージを胸に、ひとりぼっちのウォーミングアップ開始です。
いよいよスタート! 最後尾からゆったり…のはずが
ウォームアップが終わると、いよいよスタート地点へ。集まっているのは、箱根駅伝ばり(?)の強者の雰囲気を漂わせるランナー(恐らく陸上部やランニングクラブに所属する俊足の少年少女たち)から、ラフなジャージ姿の大人、おしゃれなウエアに身を包んだご高齢のランナーまで、まさに老若男女。
この中に、初めてレースに出るっていう人はいるのかなあ。いったい、皆どのくらいのペースで走るのんだろう…。
そんなことを考えながら、最後尾近くに並び、緊張しながら待つこと数分。いよいよ、スタートを告げるピストル音が鳴り響きました!


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- は、速い!!