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走り亀 ~ヘタレランナー フルマラソンへの道~

ヘタレランナー・カメ子、ついに「30分」走る!

第11回 最後はウインドスプリントでフィニッシュ

 カメ子=日経Gooday

ウインドスプリントはフォームを整えるのに役立つ

 最後に、ウインドスプリントについて、少し解説しよう。

 カメ子は初め、この陸上部っぽいトレーニングを、心肺機能を高めるためにやるのかと思ってしまった。だが、そうではないらしい。

 真鍋コーチの著書『週1回のランニングでマラソンは完走できる!』によると、ウインドスプリント(Wind Sprint)とは、80~100mほどの距離を、全力の80%くらいのスピードで軽快に走るトレーニング。全力でがんばるのではなく、少し余裕のあるスピードで、体をリラックスさせて、風(=Wind)のように走る。

 ウインドスプリントは、スタートからゴールまで一定のペースで走るマラソレース中に使うことはない。だが、普段のトレーニングに取り入れることで、力みのない、効率のよい走りを身につけるのに役立つのだという。

 「ゆっくりのペースで長い時間走っていると、どうしてもフォームが崩れて、だんだん小さい走りになってきてしまいます。そのまま走っていると、スピードの出にくいフォームが身についてしまうので、ウインドスプリントを入れて、いったん大きな動作で体をリラックスさせてやるんです。トレーニングの最後にウインドスプリントを行うと、本来の正しいフォームに整えて終わることができますし、ジョギングの途中に2~3本取り入れても良い刺激を与えることができます」(真鍋コーチ)

 なるほど。疲れているときにさらにスピードを上げて100m走ったら、よけいに疲れるような気がするが、実際にやってみると、長く走っていてダレてきたところで、体を大きく動かすことが、意外にも爽快で気持ちが良かった…ような気がする。これから走る距離が伸びていくので、自主トレ中にも取り入れてみよう。

 「一度ランニングを終えた後に、水分をとってから、ウィンドスプリントを行うことも可能です。くれぐれも無理のないようにトレーニングに取り入れてくださいね」(真鍋コーチ)

 ということで、30分の壁を突破したカメ子。ついに、フルマラソンが視界に入ってきました…!(←それはない)

 次回(「初レース参加直前、思わぬアクシデントが」)に続く。

クールダウンも忘れずに!
[画像のクリックで拡大表示]

(写真:村田わかな)

(衣裳協力:ダンスキン〔真鍋さん着用:フーディジャケット 7900円、ロングレングスロングスリーブ 4900円、アンクルタイツ 5600円/カメ子着用: ジャケット 8300円、NON STRESSロングスリーブ 4900円、ショートパンツ 6300円、NON STRESSタイツ 5900円、以上すべて税別〕)

真鍋未央(まなべ みお)さん
ランニングアドバイザー
真鍋未央(まなべ みお)さん

福岡県出身。高校時代、中・長距離の陸上選手として活躍し、卒業後は資生堂ランニングクラブに所属。同クラブ在籍中にマラソンに転向。ベストタイムは2時間55分27秒(2006年1月29日大阪国際女子マラソン)。現在は、ランニングアドバイザーとして女性向けのセミナー、ランニングイベント「miobiRun」を定期的に開催するほか、TVや雑誌など各種メディアで活躍している。公式ブログはこちら
著書『週1回のランニングでマラソンは完走できる!』(池田書店)
(写真:村田わかな)

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