東京マラソンという最終ゴールに向け、一番走り込みをしたい時期。それなのに、ヘタレランナー・カメ子は再び窮地に。膝の痛みが再発し、トレーニングの距離は右肩下がり。走りたい、でも走れない。そして無情にも時間だけが過ぎていく…。
本番まで3カ月、なのに走行距離は「右肩下がり」
ついに最終ゴールを宣言し、もう後には引けなくなってしまったヘタレランナー・カメ子。ハーフマラソン完走後、休養を挟んで徐々に距離を伸ばし、真鍋コーチと一緒に11kmを走れたところまでは順調だった(前回記事「ヘタレランナー、目指すゴールは東京マラソン!」)。
この時点で、大会までに残された期間は約3カ月。真鍋コーチのアドバイスにより、その後は以下のようなスケジュールでトレーニングを進めていく予定だった。
だが現実は…
まったく予定通りに進みませんでした (´Д`;)
走力を上げるために一番大事な時期。「よし、15km、20km目指してがんばろう!」と思っていた矢先に、ハーフマラソン前にもあった膝の痛みが再発してしまったのだ。
日常生活はまったく問題ないものの、いざ走ると、左膝の外側が着地のたびにじわじわと痛み出す。そのまま1~2kmはなんとか走れるのだが、結局は痛みが強くなり脚が止まってしまう。そこからは、家まで歩いて帰るのもつらい、という状態に。だが、一晩休むと良くなり、翌日に持ち越すことはほとんどない。
痛みは、早いときは3~4kmで出現する。痛みの出た左脚をかばうように走っていたところ、右脚に負担がかかっていたようで、ある時から、左ではなく右膝の外側が痛むようになってしまった。
この時期のトレーニングの状況は、以下のような惨状だった。
時期 | 距離 | 時間 | 平均ペース | 備考 |
12月 | 11.00km | 1:18:34 | 7:08/km | 前回指導日。脚の痛みもなくすこぶる快調。ペースも申し分なし。 |
9.18km | 1:09:45 | 7:36/km | 7km付近で痛みが出る。そこまでの平均ペースは7:21/kmと申し分なかったのだが…。 | |
11.02km | 1:24:12 | 7:38/km | 左ではなく右膝に痛みがでるようになる。ただひどくはなく、11km走れて満足。 | |
5.03km | 38:06 | 7:33/km | 用事があり5kmで切り上げ。最後、右膝痛が出現。 | |
1月 | 5.42km | 43:07 | 7:59/km | 正月明けで体が重く、終始スローペース。10kmを目指したが、右膝痛でリタイア。 |
4.00km | 29:54 | 7:28/km | 前回よりペースは上がったものの、やはり3km過ぎで痛みが出たためストップ。完全に停滞期。 |
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