…というわけで、いったんトレーニングを終了し、真鍋コーチと別れた後、カメラマンM氏(こちらもシューズ持参でやる気十分)を交えた3人で、まさかのもう1周…。
しかも、「一緒に走ってやる」と言ったくせに、普段から週末に10km走っている編集長は、ジョギングペースにしびれを切らし、あっという間にカメを抜き去っていく。
なんだよ~、一緒に走ってないじゃん!!
仕方なく、ウォーク10分、ラン5分、ウォーク10分、ラン5分くらいで公園内を1周してきたカメ(もはや10分ランは無理)。クタクタになって、今度こそ練習終了です。
その日の帰り道。電車に揺られていると、急に頭がズキズキと痛くなってきた。全身が、明らかにキャパシティをはるかに超えた運動量のダメージで、悲鳴を上げていたのだ。ヘロヘロになりながら家にたどり着き、必死の思いで夕食を作ったが、いったい何を作ったのか、まったく覚えていない。食事を作り終えると、
「ごめん、かーちゃん、もうダメだ…」
そう言い残して布団に倒れ込み、子どもたちを残して寝込んでしまった。
教訓。やはり急激な練習量の増加は危険です。てきめんにダメージが来ます。下手をすると廃人同然になります。
…って、わかってたのにーーー!! 編集長のバカヤロー!!
この怒りをバネに、自主トレ編に続く…。
(写真:村田わかな)
(参考資料:真鍋未央著『週1回のランニングでマラソンは完走できる』)
(衣裳協力:ダンスキン〔真鍋さん着用:BODYSWEATパーカー 7900円、ショートパンツ 4900円、NON STRESSタイツ 5300円/カメ子着用:光電子フードジャケット 9500円、NON STRESSロングスリーブ 4300円、GYM-PANハーフ 3900円、NON STRESSタイツ 5300円、以上すべて税別〕)
ランニングアドバイザー

福岡県出身。高校時代、中・長距離の陸上選手として活躍し、卒業後は資生堂ランニングクラブに所属。同クラブ在籍中にマラソンに転向。ベストタイムは2時間55分27秒(2006年1月29日大阪国際女子マラソン)。現在は、ランニングアドバイザーとして女性向けのセミナー、ランニングイベント「miobiRun」を定期的に開催するほか、TVや雑誌など各種メディアで活躍している。公式ブログはこちら。
著書『週1回のランニングでマラソンは完走できる!』(池田書店)
(写真:村田わかな)