5週間ぶりの指導日、海を見ながら気分は爽快!
そして迎えた、真鍋コーチの指導日。ハーフマラソンから約5週間後となったこの日は、気分を変えて、東京・お台場海浜公園のランニングコースを走ることにした。週末は人であふれるこの公園も、平日の昼間は人影もまばらで、走りやすそうだ。
この日は冬にしては暖かく、最高気温は16℃。雲一つない快晴で、風もなく、爽快そのもの! キラキラと輝く水面を眺めながら体をほぐしていると、心までリラックスモードに。
「ハーフマラソンのときもそうでしたが、持ちタイムの遅いランナーほどスタートの順番が後ろになり、関門制限の条件が厳しくなります。タイムは追求せず制限時間内での完走を目指すにしても、あまりゆっくりペースだと、関門が気になって精神的な余裕がなくなってしまいます。フルマラソンは、途中、トイレに立ち寄ったりすることも考えられますので、前半は特に余裕を持って、7分20秒を切るペースを維持して走れるようにしておきたいですね」と真鍋コーチ。
「関門制限」と聞いて、思わず軽井沢のハーフマラソンでの修羅場(詳しくはこちら)を思い出し、身震いするカメ子。あれ以来、完全に関門恐怖症になってしまった。あんな思いは二度としたくない!
「まずは短い距離で『7分20秒切り』をしっかり体に覚えさせましょう。今日の目標は10kmを7分20秒/km以内のペースで走ること。脚の状態を見ながら、調子が良ければさらに距離を伸ばしてみましょう」(真鍋コーチ)
「はい! がんばります!」(カメ子)
最近の自主トレでは、後半になればなるほどずるずるとペースが落ちていただけに、真鍋コーチと一緒に走れるこの貴重なチャンスに、7分20秒切りのペースを体に叩き込んでおきたい。ハーフマラソンではこのペースで走れたのだから、きっとできる! がんばろう!
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